褒めるというテクニックをもっと活用しよう

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褒めるというテクニックをもっと活用しよう

何かを育てる立場にいる人。

仕事でも、子育てでも、趣味の集まりでも、何でもいい。

誰かに何かを教えたり、相手のスキルや能力を育ててあげる立場にある人にぜひ「褒める」という方法をもっと多用していただきたい。

 

私は褒められて伸びるタイプの人間です。褒められるとすぐ舞い上がっちゃう。

一人で仕事をしていると褒められることってあんまりないのですけど、最近また外に働きにも出ていて、そこの上司の方がまぁ褒めてくださる。

「もう終わったの?仕事早いね!」「ホントよく気がつくよねー!」「この速さでこのクオリティってすごいよ」「もうこの仕事も覚えてるんだっけ?できる人は飲み込みが良いね」等々。

 

実際、そこまで褒められることじゃないって自分でもわかってる。

一生懸命頑張っているけどベテランの人には質も量もかなわない。

だけど、内心そんな風に思っていたとしても、一言こんな言葉をかけてもらえると、単純な私は「がんばっちゃうぞ」ってなっちゃうのです。

 

褒めても調子に乗せるだけ。

その褒めるところがまず見つからない。

無理に褒めてもなんか白々しい感じがする。

 

そんな気持ちもよく分かる。

私だって、立場が変わって褒める立場になると、褒めるってなかなか難しいなと思う。

子どもに対して、出来ているところより出来ていないところが目についたりするし。

 

別に無理して褒めることはなくて、ただちょっと声をかけるときにポジティブな言葉をかけるだけでも違うと思う。

時間がかかったとしても頼んでいた仕事が終わったら「ありがとう、助かったよ」

子どもが渋々でも片づけをしてくれたら「スッキリしたねー」

ボランティアサークルで見たおじいちゃんの作品に「色合いが素敵ですね」

 

褒められて嫌だと思う人って少ないと思う。

褒められたことを「なんかわざとらしい」って口で言ってる人だって内心ちょっと嬉しい時があると思う。

だったら、もっとお互い褒め合っていこう。

気持ちが前向きになって、仕事にも生活にもきっとプラスになるよ。