やめない理由を考える
今年、いろいろなことを習慣化することができました。
朝ラン、朝晩のストレッチ、日曜朝の排水溝掃除、モーニングページ、18時以降のデジタルデトックス。
どれもやりたいなと思いつつ、やっても数日しか続かないものばかりでした。
それが、たいていのものはもう半年続いています。
今回うまく続けることができたのはいろんな要因があると思いますが、その中の一つが「やめない理由を考える」でした。
続けられないのはなぜか考えてみたら
自分では、何かをコツコツ続けるのは得意な人間だと思います。
自分の決めたルールにのっとって何かを粛々と続ける行為は気持ちが良いし、続けられる事実が自分に自信をもたらしてくれる。
だけど、なかには続けようと思っても続けられないものもありました。
たとえば朝ラン。
もう何年も、朝走る生活にあこがれて、実際にやろうと決めて走ったこともあったけど、なぜか数日でやめてしまうのです。不思議と。
「雨降ってるし」とか、「がんばったってそんな大した距離を走れるわけでもないし」とか、「こんなん意味ないし」とか、「今日は起きるの遅くなっちゃったし」とか、そういうことをお布団のなかでダラダラ考えて、最終的には「もういっか」ってなっちゃう。そしてやめてしまう。
そんなことを繰り返し、ああ自分に朝走る生活は向いてないのかななんて思ってました。
しかし気づいたのです。
あれ?私なんでやめる理由ばっかり考えてるんだろうって。
続けたいなら、探すべきはやめない理由のハズ
走りたいのよね?朝走る生活をしたいのよね??
だったら、やめる理由じゃなくて、やめない理由を探すべきだよね。
そう思って、もう今日はしんどいって日も、やめない理由を考えてみるようになりました。
まぁ正直、そんなこと言ってもやっぱり「あー、しんどー」→「昨日寝たの遅かったしなぁ。もっと寝とかないと」→「夜に娘は何度も起きてそのたびに寝かしつけたから疲れてるし」とかって、考えちゃうんですけど。
だけど、そのあとやめない理由を考えてみるかって思う。
そしたら不思議と「せっかく今まで続けてきたしな」とか、「まぁとにかく外に出ればOKにしてみるか」とか、「眠かったらお昼寝すればいいし」とか、続ける理由が出てくるんですよね。
で、結局走りに行く。
いつの日か文字通り習慣化されている日がくる
そんなことを続けてるうちに、いつの間にか半年が経ち、今はもうやめる理由もやめない理由も考えずに、自動的に走りに行くようになりました。
あたらめて考えてみると、私毎朝走ってるんだって感動してしまいます。朝走る人間になったんだって。憧れの、朝ランする人になったんだ。
習慣化のコツって色々ある。
目標を小さくするとか、とにかく毎日やってみるとか、トリガーになる行動にひっつけるとか。
そういうことやってもやっぱりどうしても続かないってときは、とりあえず考えるだけでいいから「やめない理由」をあげてみることをおすすめします。
脳って優秀だから、考えようと思えばきっとやめない理由だっていくつも上げることができる。
そしたら、今日もやろうかなって気分になれるかもしれません。