「もったいない」ってどういうこと?
ここ数週間、持ち物の総点検をしています。
持ち物の見直しを妨げる「もったいない」という言い訳
整理しているのは、使ってもないし役立ってもいないもの。
手に入れた時は必要だと思ってたものです。これがあればもっと毎日が楽しくなる、私には絶対必要だと思って買ったもの。
持ち物全てそうやって手に入れているはずなのに、いつしか溜まっていく、使ってないし役立ってもないものを定期的に整理するようにしています。
一度はお金を出して買ったのだと思うと、なかなか捨てにくいこともあります。
私は思い切りは良いタイプの人間だから、多少思うところがあっても、えーいって処分できることが多いと思う。
だけど中には、どうしてもぐずぐず捨てられない時もあるのですよね。
「これ捨てるの、もったいないなぁ」
ってね。
「もったいない」ってどういうこと?
もったいないって、物を捨てられない時に一番よく聞く言い訳ですよね。
買ったときに高いお金を出したのに処分するなんて「もったいない」。
ほとんど使ってないのに処分するなんて「もったいない」。
だけど「もったいない」ってそういうことだっけ?
本来のもったいないっていうのは、(役立つものが)無駄にされて惜しいとか、何度も買っては捨て買っては捨てを繰り返す悪循環のことだったはず。
だったら、今ここにあるこの役立てていない物は、ここにいることこそ「もったいないこと」で、これを捨ててまた適当に選んだ物を買って、うーんこれもちょっと違うかもってなることも「もったいない」んだ。
長年悩んでいたポーチを手放してみた
実は私も数年間悩みつつずっと手放せなかったものがありました。
ポーチです。
20代の前半に新宿伊勢丹で見かけて「可愛い!欲しい!」って一目ぼれして買ったポーチ。
確かにとても可愛いけど、開け口が小さくて使いづらいことに気づいたのは購入した日の夜でした。
でも可愛いし、せっかく伊勢丹で買ったし、全然使ってないからまだきれいだし、「捨てるのはもったいないよね」と思い続けて数年。
もったいないって、そういうことじゃない。
それに納得してポーチをフリマアプリで出品してみたら、あっという間に購入してくださる方が見つかって、今日無事にその方の元にお送りすることができました。
心のわだかまりが、するりと解けたような爽快感がありました。
もったいないって物を大切にする美徳でもあるけど、時々使い方を間違えてしまってないかなって振り返る必要がありますね。