私の理想『旅するように暮らす』とは

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また夏が戻ってきたように暑い日が続いています。

だけど、朝の空気とか空の色や雲の様子とか風の匂いには、もうすっかり秋の気配を感じます。季節は巡りますね。

今年の夏はあっという間に過ぎ去ってしまったように思うけど、それも納得できるくらい楽しい夏を過ごせたので、笑顔で夏にさよならできました。

 

旅先で暮らす3週間

今年の夏は、ずっとやってみたかったことにチャレンジしてみました。

それが、いわゆる旅行ではなく、旅行先で家を借りて住んでみるというもの。

息子の夏休みに合わせて計画し、なんと3週間を国内のある街で過ごしました。

 

家族4人で、本当に必要な最低限の荷物だけ持って、マンスリーで家を借りて、旅と生活をドッキングさせた最高に楽しい3週間。

 

毎日遊び歩いて、美味しいものをたらふく食べて、ぐっすり眠って。

見返せないくらいたくさん写真を撮ったし、動画も撮ったし、撮りきれない瞬間は目と心に焼き付けました。

今思い出してもニヤニヤしちゃう。

 

ずっと憧れてた”旅するように暮らす”

自分の理想の生活を考えた時に、いつもなんとなく心に浮かんでたのが「旅するように暮らす」ということ。

だけど、今まではその具体的な暮らしぶりがイメージできませんでした。

 

そこで、じゃあ一度、実際に旅をしながら暮らしてみようと思ってやってみたのです。

 

マンスリーでお家を借りて、空っぽの部屋に、生活必需品だけがある。

朝起きて、その時の気分と天気でその日の計画を立てる。

行きたいところに行って、会いたい人に会って、食べたいものを食べる。

一日一日を全力で過ごしている実感がありました。

 

なるほど、私のやりたかったことはこういう生活だったんだ。

 

自分に合わせて理想をさらにアップデートさせる

一方で、もっとこうだったらいいのに、と思うところもありました。

 

それが、毎日フレキシブルに過ごすのも楽しいけど、やりたいことを無心に淡々と積み重ねる時間も私には必要だということ。

 

たとえば、毎朝のモーニングページ、寝る前のストレッチなどの日々の習慣。

午前中は家のことや仕事をして、午後は娘とお出かけする毎日のリズム。

ちょっと先の未来を思いやりながら、掃除や洗濯や料理で生活を刻むこと。

 

私はこういうなんてことない日常の生活も重視していることがこの3週間のバカンス生活ではっきりとしました。

楽しいことばっかりも、単調な毎日の繰り返しだけも違う。

その二つをうまくミックスさせた生活が、私の理想の暮らしなんだということがわかったのです。

 

実際にやってみて、どんどん良くするのが楽しい

9月になって夏休みも終わり、また自宅での生活が戻ってきました。

 

今は、より自分に合った暮らしぶりができているなぁと思います。

家事ができることも私には重要な要素と分かってから、毎日の家仕事はますます楽しいし、単調な毎日の中でエッセンスのように楽しむイベントを計画するのも楽しい。

 

旅しているように毎日を愉快に。

日々積み重ねていく暮らしを愛おしみながら。

 

今の私の理想の”旅するように暮らす”とは、そういう感じです。

 

これを、どういうバランスでやっていくのが一番自分に合っているのかを探すのが今の課題。

色々やってみて、もっともっと自分に合った理想を実践していきたいと思います。

 

 

 今週のお題「夏を振り返る」