貧乏だけど30代でセミリタイアを実現できた話
一年半くらい前にこんな記事を書きました。
子どもの頃、自分はなんとなく30歳前に死ぬ気がしてたけど実際は30歳過ぎてもこうして生きているので、あとはもう余生と思って過ごしていたら毎日超ハッピーですっていう話です。
この時から1年半。気づけば、本当にセミリタイアしてました。
子どもの頃から隠居生活に憧れていた
先述の過去記事とは一見矛盾してしまうのですけど、30前に死ぬと思いつつ、同時に”隠居生活”というものに小さいころから憧れがありました。
おじいちゃんおばあちゃんの暮らしって憧れませんでした?
たぶん本人たちにしてみれば実際には色々抱えてるものもあるのでしょうが、子どもの私はそんなこと想像もできず、学校にも仕事にも行かずに庭をいじったりテレビを見たり自由気ままで最高の暮らしぶりに見えたのです。
隠居生活というより、なにものにも縛られない自由気ままな生活ってところに憧れていました。
そしてその気持ちは子どもから学生になり社会人になっても薄れず、いつも心のどこかで、いつかそういう生活がしたいという野望として存在していたんです。
だから、余生と思って過ごし始めた30代の毎日がこんなにハッピーで楽しいものになっているのでしょう。
私が憧れる生活を書きだしてみる
隠居も余生も辞書で引くと、私の憧れているものとはちょっと違った意味合いになってしまうので、以下セミリタイアという言葉を使います。
早期リタイア、アーリーリタイアなんて言い方も、最近よく耳にする気がします。
私が憧れてる生活とは、自由気ままに生きていくこと。
働くか働かないかというところにはそんなにこだわりがなくて、働きたかったら働くし、嫌になったらやめてもいい。でも何かを生み出すことは続けたい。
好きなことや人にたっぷりお金と時間を使いたい。
そんな感じ。
ここまで書きだしてみて、あれ?これって今の私の生活そのものじゃない?って気づきました。
セミリタイア実現へのきっかけになったもの
そうか、私はもうすでにセミリタイアしてるのかと気づきまして、いったいどうして自分みたいな貧乏人がセミリタイアを実現できたのかを振り返ってみました。
すると、ここからセミリタイア生活に突入したなというターニングポイントがありました。
実は、ちょうど一年くらい前に、私がコツコツ積み立ててきた投資から受け取る不労所得が生活費の金額を超えたのです。
たぶんここが、私のセミリタイア実現の瞬間だったのではないかと。
単純な話ですけど、働かずとも自動的に入ってくるお金が、日々必要になる金額より多ければお金は自然と増えていくことになります。
てことは、もう働かなくてもいいわけですよね。好きなことやってていいわけですよね。
はい、セミリタイア実現。
いまは週2で午前中だけ仕事して、あとは本を読んだり絵をかいたり縫物をしたり、一日中娘とゴロゴロしたり、美術館や図書館を巡ったり、夫とデートと称してあちこち出かけたり、昼間っからビール飲んだり、好き勝手にやってます。
子どもの頃の憧れそのもの。
ちょっとイメージと違ったのは、それを実現したのがおばあちゃんではなく30代という若さを持った自分だという点かな。これは嬉しい誤算でした。
ここからは、人生超イージーモードで
子どもの頃の夢がまたひとつ叶いました。恐ろしく地味だけど。
私の場合、夢が叶う瞬間てたいていこんな感じで、そういえば叶ってるやんってことが多いです。
だけど徐々に徐々に、じわじわと嬉しい気持ちが胸に広がってます。
働いても働かなくてもいい。その時々でやりたいことをやればいい。
それって最高じゃん。いま、最高じゃん。
大人になってから人生イージーモードで生きてきたけど、レベルがひとつ上がったな。
たぶんここからは人生超イージーモードです。笑
さて、すっごい簡単に、自慢話のように書いちゃったけど、別に大金持ちになったわけでもなんでもありません。
単に私が貧乏人で、世間一般に比べてあんまりお金を必要としてないってのも大きな要因です。
お金のこと、今後の不安要素についてなどもう少し書きたいので、詳しくはまた次回。
【追記】
続きはこちらの記事に。