【小学2年生】「宿題やりなさい」を言わなくしたらこうなった
小学2年生になる息子がいます。
ちょっと内気なところもあるけれど、元気で、やんちゃで、ゲームが好きで、人と比べられると優位であろうとする、そんな普通の子です。
そんな息子に対して、彼には何も伝えずに、この冬休みにある実験をしました。
それが「宿題をしなさい」という言葉を言わないこと。
なかなか宿題を始めない息子にモヤモヤする
以前公文に通っていたこともあり勉強に対しての苦手意識はあまりない息子。
だけどそこはやっぱり小学生。宿題はあまり好きではありません。
帰ってきたらすぐゲームを始めて、宿題は後回し。
夜になって渋々やることも多々。私が「先に宿題やったら?」と声掛けをして始めることも多かったです。
まぁそれでも、その日のうちにちゃんと一人で宿題を終わらせるので、問題ないと言えば何も問題はないのです。
でもね、なんかね。
やるべきことを終わらせてからゲームをした方が、気にすることがなくていいだろうにと思うし、彼に直接それを伝えたこともあったのですが、改善されることもなく。
私が一人モヤモヤする日々が続きました。
モヤモヤするのも、口出しするのもやめてみよう
折しも冬休みが近かったこともあり、もう私から「宿題」という単語を出すことを止めてみようと思い立ちました。
とにかく冬休みの間、宿題のことは一切言わない、考えない。
期間を決めて実験してみて、息子がどんな様子かを見てみようを思いました。
実を言うと、どんな宿題がどれくらいの量課されているのかも把握してませんでした。それくらいノータッチ。
「宿題しなさい」を一切言われなくなった息子の様子
案の定最初の1週間は全く宿題をやっていませんでした。
やっぱりなぁと思いつつ自分で決めたことなのでそこは心を鬼にして宿題と言う単語は出しません。
変化が現れたのは、年が明けたころ。
息子が、自分から宿題を始めたのです。このままじゃやばいと思ったんでしょうね。
宿題の全体量自分で把握して休み最終日までに終わらせるために1日どれだけしなければならないと計算してそれを言われるまでもなく1人できちんとこなすようになったんです。
もちろん朝起きたら楽しい事遊ぶことが優先。宿題は夜になってからやってました。
だけど、他人から何か言われた始めるのではなく自分から「もうこの時間だから宿題を始めよう」と思って始められる事は大きな変化であったなと思います。
結局冬休み最終日夜の9時にすべての宿題を終わらせて翌日の学校の準備を完了することができました。
ギリギリ感は否めませんだけど私から何も言われることなく彼が1人で宿題をやり遂げたんです。素晴らしい。
母親だからといって「宿題をやらせなければならない」責任はない
この実験を通してわかったことは、今後息子に宿題を促す必要もないし、そもそも宿題について私が気にする必要はないということ。
ほおっておけば勝手にやるだろうし、もしやらなかったとしてもそれで苦労するのは息子ですもんね。
というか、そんなの最初から分かっていたこと。
宿題なんてそもそも誰かに言われてやるものでもないし、やらなかったらやらなかった本人が苦労すればいいだけなのですよね。
それを、「私は母親だから」というよく分からない理由で「宿題は私が責任をもってやらせなければならない」と思い込んでました。
もちろん親なので、困ったときや援助が必要な時は手を貸します。
今回の冬休みの宿題も、答え合わせは各自自宅でするように指示があったので、丸つけは私がやりました。
しかしやっぱり、最終的な責任は息子にとらせる姿勢であることに変わりはありません。
もしかして、今後息子が宿題をサボるようになって学校から注意が来た・・・とかなったらまた話が変わってくるかもしれない。
そんなことで担任の先生の負担を増やすのは本意ではないから、そこは親として何らかのアクションを起こすでしょう。
どんなアプローチをするのかはその時にならないとわかりませんが、その際にも「責任の所在は息子」ということは肝に銘じておきたい。
以上、宿題に関する私の考え方のお話でした。
同じように子どもの宿題についてモヤモヤされている方の参考になれば幸いです。
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