3年通った”くもん”を退会しました
今月いっぱいで、小学2年生の息子が3年通い続けた公文式を退会しました。今日はそのお話です。
3年間の公文通いでどこまで進んだか
公文式に通い始めたのは2016年の5月でした。まだ息子が年中さんの頃です。
保育園のお友達に話を聞いて「くもんにいきたい」と言い出した息子。いやいやまだ勉強は早いよーと内心思いつつも、彼の熱意に負ける形で、国語と算数の2科目を申し込みました。
入会した当初に書いた記事がこちら☟
算数は「1~10までの読み方」から、国語は「簡単な線の練習」からスタート。
3年間通ったいま、算数は「3桁÷1桁の計算」、国語は「小学校3年生の学習レベル」の教材まで完了しました。
(公文式の教材名でいうと、算数は6A→C完了、国語はZ1→C完了です)
3年前、「1~10の数字が読めるだけ書けない」状態だった子が、足し算・引き算・掛け算・割り算の最初の方までマスター。
国語も「あいうえお表は読めるけど一切書けない」状態から、「字が多い児童文学書なら一人でサラサラ読んで楽しめる」ようになりました。
なぜ今、公文を退会したのか
通い始めてから3年経った今も、教室には楽しく通ってました(宿題は嫌々してる時もあったけど)。そんな息子が公文を辞めるきっかけになったのが、「他にやりたいことができた」こと。
実は最近卓球をやる機会があって、それがずいぶん楽しかったらしく、ちゃんと習ってみたいと訴えてきたのです。色々調べて、見学に行って、良い教室に巡り合ったのは良かったのですが、卓球のクラスのある曜日が公文とかぶってしまいました。
卓球を始めても公文を辞めるつもりはそもそもなかったようなのですが、両方は通えないとなって「どうする?」と悩んだ結果、公文を辞めることを決心したようです。
この時に息子が決めたのが次の3つ。
- 算数も国語も今やってる教材を完了する(テストで合格する)ところまではやりたい
- 5月中に終わらせるように頑張るから、それまでは通わせてほしい
- 6月からは卓球に通う
そして5月半ばに国語のテストに合格、先週算数のテストも合格し、昨日最後の教室日に完了の賞状も頂いて、無事退会となりました。
3年間の公文通いで身につけたもの
親の目線ではありますが、3年間の公文通いで息子が身につけたものを挙げるとするならこの2つかなと思います。
- やればできるという自信
- 一人で勉強できる力
長くなってしまったので、この2点についての詳細は次回に回します。
公文退会によって感じた息子の成長
最後になりましたが、今回の「公文退会」に至る息子の様子を見て、勉強面・学習面に留まらず、人として立派に成長しているんだなと実感しました。
公文の曜日と卓球の曜日がかぶったとき、息子に「どうする?」と聞いた段階では、たぶん彼一人では決められないだろうなーと思ってました。ところが一晩悩んで翌日には辞めることを決め、しかも自分で3つのルールも決めていたのでした。
そして宣言通り5月で公文退会。我が子ながら、かっこいいなと思いました。
- やりたいことを自分で選び実行していく
- 何を選んで何を選ばないか、自分で考える
- 自分で決めたことは精一杯守り抜く
卓球をやりたいと思ったとき、自分から親にいうことができた。
公文と卓球のどちらを選ぶのか、自分で考えて決めることができた。
納得して公文を辞められるように自分でルールを決めて守り抜き、気持ちよく退会できた。
大人でも難しいことをしっかり実践していく息子を見て、私も励まされる思いです。卓球を始めてからも、これから先もっともっと色んなやりたいことに出会った時も、こうしてたくましく進んでいってほしいと願っています。
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