不労所得で生きていけるようになった私の一番の変化
私は今30代。
いわゆる不労所得で生活費がまかなえるようになったので、悠々自適に暮らしてます。
こんな生活を1年半ほど続けてみて、心境の変化を感じたので今日はその話です。
1年半続けているセミリタイヤ生活
学生時代から細々と積み立てていた投資からの収益が、日々の生活費を上回ったのが一年半前。
今の私の状況を書き出すとこんな感じ。
・仕事は続けている。だいたい週2日で午前中だけ業務にあてる感じ。
自分で事業を行っているので、やる気があったり暇なときは業務時間を増やしたり、だるい時やほかにやりたいことがあるときにはずっとcloseしてたり、やりたい放題でやってます。
・生活水準は依然と全く変わらない。日々の生活に必要な金額もここ数年あまり変わってません。消費増税や商品の値上げの影響などで微増って感じ。
・日々の生活費は、夫と自分のお給料で賄ってます。投資の利益はほとんど再投資に回してる。遊びや旅行にどかーんとお金を使いたいときなんかは遠慮なく配当分を使ったりもします。
・投資のリターンは年利4%くらいを目指してますが、3%になったり5%になったり結構振れ幅が大きい。もう少し勉強して4%前後で安定させたいけど、なかなか難しいところ。
以前記事にも書いているので興味のある方はこちらを☟
セミリタイヤしても変わらないところ
ブログではこんな風に「セミリタイヤしちゃった!」って大げさに書いてますが、リアルな生活では人様にこんなこと話してません。自分の胸のうちにしまってます。
だから、人から見たところは全く何も変わっていないと思います。
服装が派手になったとか、車を乗りかえたとか、外食する日が増えたとか、そんなこと一切ない。
特売の日にまとめて買い物もするし、不要なものは買わないし、年に一回は固定費も見直す。
以前と何も変わらない生活をしています。
仕事も今まで通り、自分の好きなペースでつづけています。
夫ももともと好きなことを仕事にした人なのでマイペースにコツコツやってます。
大きく変わったところ
一方、自分でも大きく変化したなと思うところがあります。
何かやりたいことや始めたいことができた時「それがお金になるか」を全く考えなくてよくなったこと、です。
今までの人生を振り返ってみると、若いころは何かをやろうと思ったときに、
「でもそれやって何か意味がある?」って思うことが多々ありました。
そして私の場合、意味=「お金になるか」でした。
たとえば、絵を描くのが好きだけど「かといって、別にイラストレーターになれるわけでもないしな」って思って描くのをやめたり。
縫物が好きだけど「別にそれで食べていけるわけじゃないし」って思ったり。
何というか、それが職業に結びつくとか収益を得られるのでなければ、ただの時間の無駄のように思ってしまってたのです。
それが、不労所得だけでも最低限生きていける状況になって、生活のためにお金を稼ぐ必要がなくなった今、「何をするにしてもお金になってもならなくてもOK」と心から思えるようになりました。
そしてそう思えるようになってから、もっともっといろんなことにチャレンジするのが楽しくなってきました。
ただ本当に、自分の好きなことややりたいことに没頭できること。
それに何の罪悪感も感じずに、好きなだけ時間を費やすことができること。
お金に左右されず好きなことができるというのは、本当に恵まれてるなと思います。
お金の優先順位が下がると、幸福度が上がる
お金は大事です。生きていくために必要だから。
何かを始めるとき、それが続けられるように収益性を確保することも大切なこと。
だけど、よそで生活費や経費が賄えているのであれば、その他のところでお金のことばっかり考える必要はないのかなと思います。
特に、自分がただ好きでやっていることなら、それが別にお金にならなくても、やっていることそれ自体を楽しめるというのは幸せなことです。
これが、私が短期間ながらセミリタイア生活をやってみて感じた大きな変化です。
地味ながら実現したセミリタイヤ生活、思ってた以上に快適なのでこれからも細々と投資を続けていこうと決意を新たに致しました。