歳をとってできるようになった物との付き合い方

何が必要で、何が好きで、物に何を求めるか

歳取って良かったなぁって思うことはたくさんありますが、モノを選ぶ選択基準が明確になったっていうのもその一つだと思います。

昔はそれこそ、目についた可愛い雑貨だったり、誰かがおすすめしてた化粧品だったり、全然詳しくないけどみんなが持ってるブランド品だったり。

色んなものに心奪われて、散財して、だけどうまく使いこなせず、かと言って処分することもできずに、抱える荷物だけどんどん増えていってました。

 

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そんなことを10年以上繰り返して、最近やっと自分が何を必要としているのかがわかってきた気がする。

自分がどういうものを必要としていて、どういうものが好きで、何を求めてこれを買うのか。

 

それがはっきりするとモノを選ぶのが簡単になるし(理想のモノを見つけるのは大変になるけど)、買ったけど使わなかったということがなくなったし、必要以上に不要なものをため込むことがなくなりました。

化粧水ならコレ、コーヒーはこのお店のこの豆、鞄はこれとこれがあれば日常生活では十分っていう感じで、質・量ともに自分の生活にあった選択をすることができる。

 

使い切るって気持ちが良い

自然と、買ったものを使い切る、ということもできるようになりました。

ちゃんと理由があって選んだものは、ちゃんと使えて、使い切ることができる。

そのものの役目を全うしてもらってから、新しいものを買うというサイクルは、予想以上に精神衛生上良いものです。

 

実は食材に関してはまだまだ管理が甘くて、ついつい余らせてしまって週末に慌てて調理して食べるということが多いので、

今後はこの辺も上手にコントロールしていきたいなと思います。