英語で自己紹介をしてみよう
最近始めたことのひとつに、文通アプリがあります。
世界中の人とスマホを通して文字でやりとりをする。そんな初めての経験にドキドキしつつ、苦手な英語でお手紙をつづる毎日です。
まずはさておき自己紹介、と思ったけど
文通を始めるにあたり、相手がどんな方であっても必ずついて回るのが自己紹介。
自分がどんな人間なのか、どこに住んで、どんなことに興味を持ち、あなたとどんな話をしたいのか、そういうことを伝える必要があります。
これは文通に限らず、どんなコミュニケーションであっても一緒ですよね。まずは自分が何者なのか相手に分かってもらわないと。
私も早速自己紹介を・・・と思ったのですが、これが浮かばない。
そもそも何を伝えればいいんだろう?と迷ってしまいました。
まず、日本人であること、日本に住んでることは言えるよね。あとは?どんな仕事をしてるか、とか書こうか。子どもが二人いて、家族をとっても大事に思ってます、とかかな。あ、好きなことと書こうか。本を読むこととか旅行とかぼーっとすることが好き。
こんな感じで考えてみました。
だけどこれってなんか、私らしさがないなと思ったのです。
日本人で、家族が大事で、読書や旅行が好き。
そんな人、きっとたくさんいますよね。
もっと私というものを伝えたい。そう思って、イチから考え直しました。
「私」を一言で説明する
私って何者?どんなことをしてる?何をしてる時が楽しい?どんなことを夢見てる?
そうやって考えてみたら、ありました。
実は今やりたいことがあって、その資格取得のために通信で大学に通っています。
『こんな夢を叶えるためにこんな勉強をしています。』
そんな一文を入れたら、個性のなかった自己紹介が一気に私っぽくなりました。
がんばって考えた自己紹介のおかげか、今ではいろんな人と出会うことができています。
同じ職業を目指している年下の人や、すでに私が憧れる業界で働いている人、目指すところは違うけど同じく夢を実現するためにがんばっている人。
話す内容は夢や勉強のことに限らないけど、私という人間に興味を持ってお友達になってくれた人たちだからか、どんな話題でも楽しくやりとりすることができていると思います。
言語能力が未熟だから、話す内容がより重要になる
私の場合、そもそも英語で話す技術が未熟です。英語には、学生時代から苦手意識があってまじめに取り組んでみよう、学んでみようという意欲がありませんでした。
言語スキルが未熟=簡単な英語しか使えず、短い言葉で端的に伝えることになるため、その内容が重要だなと実感しています。
日本語だと、言葉を足したり、装飾したりして、それっぽく説明することができる。
でもちょっと使い慣れない言葉になると、枝葉末節で盛ったり飾ったりすることができない分、内容がダイレクトに伝わるから「伝えたいことは何か」が重要になります。
そんな使いなれない言語でも、これが私だと伝えることができるようになれば、どんな時もどんな人にでも自分を説明することができます。
私は何者なのか。
何をして生きているんだろう。
将来どういうことを成し遂げたいと思って、今どんなことに取り組んでいるんだろう。
使い慣れた日本語は一旦置いておいて、英語でも他の言語でも自分があまり自由に使えない言葉で自分を説明してみると、自分への理解が深まります。