私の理想の母親像
私の理想の母親像とは
いつも、ドラマに出てくるようなお母さんになりたいなって思ってます。
ニコニコしてて、ごはんがおいしくて、家事も上手で、かわいい格好してて、旦那さんとも常に仲良し、子供たちとも友達のような付き合いをしつつ、でも家族が迷い悩んでいるときはさっと母親の顔になって導いていく。
現実に可能なのかはともかく、理想はそんな感じ。高い理想である。
でも目標とすべきものがないのに理想に近づけるわけもないので、こういうお母さんになりたいなーとはいつも思ってます。
(そしてだいたい正反対の行動をして、自己嫌悪に陥るっていうのがいつものパターン)
そんな、理想だけはやたら高い私なんですけれども、またしても理想の母親像を見つけてしまったので書いておきます。
- 作者: リチャード・テンプラー,住友進
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2006/12/20
- メディア: 単行本
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これこれ、この本に書いてあったの。
ちょっと長いんですけど、引用させてください。
パリの地下鉄の大ストライキの時のエピソードを紹介したい。
混乱した状況で人々は押し合いへし合いだった。そこに小さな子供づれの母親がいた。この混乱状態はきっと子供にとっては恐ろしかったに違いない。
しかし、母親は子供の方に身をかがめ「冒険って、こういうことなのよ」と語りかけた。
いい!このお母さん、いいよ!
なんだろう、言葉のセンスというか、よくこの状況でこういうこと言えたなって思う。
余裕があるよね。
冒険っていうのがいい。ちょっとユーモアもあり、子供をわくわくさせる言葉。
「冒険って、こういうことなのよ」って私も使いたい。
この話は、本の中の「いいことが言えないなら何も口にしない」っていうページに書かれてあるんだけど。
もうまさにその通りだなと思って。
私なんて、実際には毎日毎日言わんでいいことばっかり言ってる感じがする。子供に対してだけじゃなく、日常すべてにおいて。
このお母さんレベルのことが言えないなら黙ってればいいんだ。
いいこと言えないなら、せめて黙ってよう。