好きなことで目を輝かせてる人が好き
この前、髪の色を変えました。秋だしちょっと暗めの色にしたくて。
とても頼りがいのある美容師さんがいる
私はここ数年、美容師といえばこのお姉さんだ!っていう絶大な信頼を置いている美容師さんにお願いしていまして。
伸ばしたいけどブローとか絶対したくないしアレンジもできないから、何もしなくても自然といい感じになる髪型で、とか。
真っ黒はいや、いかにも茶髪もいや、赤い色が入るのもいやだけど、染めてる感じは出したくて、あと髪がきれいに見える色にしてほしい、とか。
そういうぼわっとした曖昧な注文に、見事にこたえてくれる神様のような美容師さんなんです。
にこにこしながら話を聞いてくれて、「わかりました、なんとかします(にっこり)」って言ってくれる。
髪色について目を輝かせる”神”美容師さん
そんな神美容師さんに、ちょっと暗い色にしたいって言ったら、もう目をキラキラさせながら、
「いま秋の新色出てて!ぜったいきりん屋さんの好みだと思うんですよね!」って力説してくれましてね。
私は正直、髪の色に新色なんてあんのけ…?って感じだったんですけど。
目を輝かせて、秋の新色の良さと、それがいかに私に似合うかを熱弁してくれるお姉さんに、ときめいてしまいました。
結局その新色のナントカ色と、いつものナントカ色とかを混ぜて(全然わかってない)染めてもらったんだですけど、これがまたドンピシャで私好みの色でしてね。
もう、この美容師さん、めっちゃかっこいいわーってなりました。
好きっていうエネルギーは自分だけじゃなくて周りの人も幸せにしてくれる
染めた後、お会計するまでの間もずーっと、髪の色の話をしてくれてましてね。
他にもこんな色があって、これを少し混ぜるとこうなって~みたいな。
私はほとんど理解できなかったけど、このお姉さんは本当にこのお仕事が好きなんだろうなってことはよくわかりました。
好きなことを仕事にするといいっていうけど、本当だね。
その人ももちろん楽しそうだし、かかわるこっちもとても幸せな気持ちになる。
いい仕事してもらったなーってなる。
私は、自分の好きなことを仕事にすることにちょっと戸惑いがあるというか、
好きなことを仕事にしちゃうと好きじゃなくなっちゃうんじゃない?とか、
趣味ぐらいでやってるのが一番幸せなんじゃないか、とか思っちゃうんだけど、
こういう人を見てると、いいな~って思う。
仕事のこと、考える時期なのかもしれない。
今の仕事がどうとかじゃなくて、生きていく上でどう働くのか、みたいなテーマで。
ちょっと考えてみよう。