感謝と応援になる、お金ってやっぱりすごいシステム

 

お金のことや、お金の使い方を考えるのが好きです。お金そのものも好き。

 

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以前ちきりんさんの本に倣って、一年間で満足度の高かったお金の使い方について書きました。

とても楽しかったので、2017年版も書こうと思ってます。

 

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さて、そんなきりん屋が最近思ったお金にまつわる話を。

 

きっかけは、オタクな友人

 

きりん屋の友達に、相当オタクな女の子がいます。

きりん屋はその手の分野には詳しくないので、どの程度オタクなのか正確には測れないのだけど、個人的な印象として”相当な”オタクと思ってます。

 

一つのアニメや漫画にハマりこむ感じじゃなくて、アイドルもゲームもアニメも漫画も満遍なく広く愛するタイプのようで、自分の興味に触れた対象を、とにかく徹底的に愛する人。

 

きりん屋は物語全般好きなので、アニメも漫画も勧められれば見てみるし、面白いなーって思うものもたくさんあるけど、大体は面白かったなーでおしまい。

ハリーポッターのように原著まで読んじゃうくらいハマることもあるので自分では素質があると思うものの、彼女とは方向性がズレていて、でも一緒にいるととても楽しい人です。

 

オタク女子の「愛するものにはお金をそそげ」

 

そんなオタク女子と久々に顔をあわせて、近況をひとしきり聞いていた時、彼女が言ったこと。

要約するとこんな感じ。

 

「(週刊誌に連載されていた)○○という漫画が打ち切りになった。結構好きだったのに、コミックとか買ってなかったから反省して、漫画全巻とグッズをいくつか買った。やはり好きなものにはお金をそそがないと」

 

どれくらいお金使ったの?って聞いたら、きりん屋にとっては「漫画にその額払う?」っていうくらいの、桁が二つくらい違う金額をさらっと口にしましてね。

 

金額は問題じゃないんですよね、いや大事だけど、いまはちょっと置いといて。

今回大事にしたいのは、好きなものにはお金をそそごうって部分です。

 

お金は感謝にもなるし応援にもなる

 

偏見もあるのは重々承知の上で言ってしまいますけど、オタクの方々ってどんどんお金を使うじゃないですか。

アイドルのCDを何枚も買ったり、全国どこだろうとコンサートがあれば駆けつけたり、漫画やグッズを買いそろえたり、ゲームに課金しまくったり。

 

きりん屋はちょっと前まで、そういう人をテレビで見たりすると「いやいや意味わからん」って見下してたんです。ちゃんとしたお金の使い方をしろやって感じ。

 

だけど彼らの行いは、感謝と応援なんだなーと知りました。

 

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自分をこんなに楽しい気持ちにさせてくれてありがとうの感謝の気持ちと、これからもがんばってね、がんばろうね、の応援の気持ち。

 

やっぱりお金ってすごい

 

そんな感謝と応援を、お金という形で返せるのはとてもよいシステムだなと思います。

 

たとえば、きりん屋がとても好きな作家さんにいつも素敵な本をありがとうって思って、何かお返しをしたい!って思ってもお金というものがなかったら、もしかしたら庭でできたミカンを送っちゃうかも知れない。

ミカン、おいしいよ。うん、きっとたくさんの人が「わーい、ミカンだ♡」って思ってくれると思う。

だけど、正直この場合はお金の方がやっぱりもっと嬉しいと思う。

 

むかし、とある作家さんが「自分の本を読んでくれた子どもさんが、その本の世界を絵に描いてくれて、それはもう今でも宝物です」ってインタビューに書いてあって、素敵な話だなって思ったけど、

もちろんそういうのめっちゃ嬉しいのわかるけど、それはその子どもが、自分にできる精一杯のお返しをしてくれたから嬉しいわけで、

大人になって稼ぎのあるきりん屋にできる精一杯のお返しと言えば、それはやっぱり自分が一生懸命稼いだお金を購入という形でその人に差し出すことだと思う。

 

きりん屋もいまでは自分で仕事を作って働いている身なので、お金のありがたみっていうのは昔以上に強く感じています。

自分の働きに対して、誰かがお金を差し出してくれるって、すごいことだし、ありがたいことだなっていつも思ってます。

 

好きだなと思ったものには惜しまずお金をそそぐ。

そのために、自分の仕事を一生懸命がんばる。

 

お金っていうシステムはよくできているなぁと改めて思いました。