【お題】高校野球、夏を感じる14日間

今週のお題「高校野球」

 

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高校野球大好きです。今年の夏の選抜、地元福岡は1回戦敗退という短い夏になりました。でもいいの。

結果ありきの世界ということは分かったうえで、それでも、「一生懸命頑張ったんならそれで充分素晴らしい」ときりん屋は思います。

高校生ですよ。地区大会を勝ち上がって、満員の甲子園球場の中で、日本中に注目されながら、プレーできることだけですごいことだと思う。

一球一投に、どれだけの想いが詰まってるんだろう。

 

胸が熱くなった2006年の夏

春の大会も好きだけど、やっぱりなんというか夏の選抜の、あの熱気が好きです。

毎年まいとし、胸が熱くなるし、テレビ越しとはいえ本気で応援するし(気持ちだけは球児たちの親御さんです)、本気で泣いちゃうこともいっぱいあるけれど、きりん屋の一番の思い出は、2006年の夏の大会。

ハンカチ王子とマー君の決勝でも有名な年。

だけどそれだけじゃなくて、彼らのほかにも素敵な選手がたくさんいたし、名勝負や名場面がたくさんあった。毎日泣いてた(きりん屋が)。

 

この大会の熱闘甲子園のエンディングは、何度見ても胸が熱くなる。

 

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この時高校生だった彼らも、もう30歳間近なのですね。みんなどんな大人になってるんだろう。この時の思い出をどんなふうに抱えて大人になったんだろう。

思わず膝から膝から崩れてしまうほどの絶望や、嬉しくて走り出して仲間と飛び跳ねてしまったり、今までのすべてをその一投、そのひと振りに込める一瞬。見上げるのは故郷につながる空なのか、仲間の顔か。

いいよね、思いがあふれて体を突き動かしてしまうって、人生でもそんなにないことだよ。とてもとても貴重で尊い思い出になるよね。

 

今年も、球児たちが全力でプレーできますように。怖くて残酷で、楽しくて、振り返ったときに本当にやってよかったなと思えるように夏になりますように。