やりたいけど、どうしたらいいか分からないことこそチャンスかも
新しいことを始めるのに、昔ほど躊躇することがなくなりました。とりあえず、やってみる。
そして不器用ではあるけれど、たいていのことはわりと要領よくこなせるタイプなので、始めてしまえばほとんどのことは楽しんでやれます。
しかし、なかには「くっそー、なんかうまくいかないぞ」ってこともあります。
やりたいのに、どうしたらいいのか分からない
最近も、こどもの頃からの夢のひとつを実現させたくて新しく始めたことがあります。
不出来でもいいからまず一つ作品を作り上げることを目標に始めて、無事作り上げ、今は2作目に着手したところ。
ところが、ここでつまづきました。
なんか、うまくいかない。私が作りたいのはこういうんじゃない、って感じ。
1作目はとりあえず形になればOKって感じだったので、まぁ出来て当然でした。
次はもっとちゃんとしたのを作るぞと思って、最初こそ意気込んでいたのですけど、やってもやっても、自分の求めるものができません。
もうどうしたらいいのか、よくわからなくなりました。
こういうことが、実は結構あります。
いまの私の限界が、そこ
こういうことをやってみたいけど、何をしたら実現できるのかわからない。
こういうことができるようになりたいけど、どうやったらいいかわからない。
単純に自分の技術が未熟でできないこと、夢のような話で実現するのにどう行動したらいいのかわからないもの、誰かの手や助けが必要で躊躇しているもの。
自分一人で、どうやったらいいのかが明確で、今の自分が持てる力で実現できることは、やれる。
だけど、誰かの力や自分の能力以上のものが必要だったり、実現までのプロセスが明確に思い描けないものには、及び腰になってしまうのです。
ああ、なんだ。行動的な人間になれたと思ったけど、結局自分は昔と同じで「私にはできない沼」にハマったままなんだなぁと自己嫌悪することも。
でも、気づきました。
限界を感じているということは、それを乗り越えた先に行けた時にまたひとつ成長した自分になっているということ。
限界を超えた先に、思いもかけない可能性があるのかも
人は、いつもどこか今の自分に満足できない面を持っていて、それは健全な向上心をもっている証でもあると思うのです。
そんな、もっと上の自分を目指すのに、この「どうしていいか分からない」という状況は最適なのかもしれない。
だってそここそが今の自分の限界であって、そこを越えた時=成長した自分ということだもんね。
そんな風に考えるようになって、「どうしたらいいか分からないこと」に対する不安や恐怖が少し和らぎました。
たぶん道はある。いつかきっとできる日が来る。
その日まで放っておいてもいいし、いつか「あ、こうしたらいいかも」って思いついたときにやってみてもいいし、最悪死ぬまで出来なくても、それもそれで自分だよねって言える気がします。
焦らずいこう。のんびり構えてればいいんだよ。