生活するって尊い
暖かくなりまして、リビングのカーペットを外しました。夏はフローリング生活です。
毎年のことですが、フローリングになると埃が目立ちますね。
そして年を追うごとにひどくなる、息子が体と服に付着させて家に持ち帰る、砂。
朝掃除しても、夕方にはなんかザラザラするっていう。たまらんです。
男の子ってなんであんな砂まみれになるんだろう。
靴からも服からも指の間からも、砂が零れ落ちてくる。
帰宅後お風呂場に直行させて、全身丸洗いしても、きりん屋が一番守りたい寝室にすら砂をまき散らされます。不思議。
クイックルワイパーじゃ取り切れず、掃除機も取りこぼしが多いので、この季節はもっぱらほうき。
朝、家じゅうの窓を開け放して、さっさとほうき掛けするのが日課です。
ほうきだと埃は舞い上がるばっかりでなかなか掃きだしにくいけど、砂相手なら強い。がつがつかきだしてやってます。
掃除しても掃除しても、毎日たまる埃と砂。
捨てても捨てても家に持ち込まれる不用品。
洗っても洗っても溜まる洗濯もの。
朝ごはんの食器を片付けたとたん、息子からかけられる「お昼ゴハンなに?」の言葉。
何かをやり遂げたと思っても、気付けばまた同じ状況になってまた繰り返す。
生活するってそういうこと。綺麗ごとじゃないよね。
だけど最近になってようやく、この毎日繰り返される営みが大切だなぁと思えるようになりました。
やってもやってもきりはないけど、その繰り返しの中に自律した自分を感じることができる。
生活するって尊いことだなと思います。