がんばらない工夫
がんばるって、確かに気持ちが良いものだけど
「頑張る」っていうのが好きです。言葉も行動も。
たぶん根が真面目だから、特に幼少時代は人から求められる努力をこなすことが単純に楽しかったし、努力する=頑張ることで褒められた経験が今も記憶にあって、人より努力や根性論に対する抵抗感は低いと思います。
だけど、年をとったからか、社会人になってからか、どうも「頑張る」っていうのに逃げガチかな~という自覚も芽生え始めました。
「頑張ります」って、一種の思考停止なのかなって。
すーぐ言っちゃうんですよね、「頑張ります」って。
深く考えずに、とりあえず前向きな返事を返そうとするとだいたい「頑張ります」になる。
これからはがんばらないことを目標に
30歳を越えて、時間もお金も体力も、自分にまつわる資源すべてが有限なんだなって実感している今、何もかも闇雲にがんばるっていうのはあまりに生産性が悪いよねって思うようになりました。
だから、ここ最近はとにかく頑張らなくていい方法を探すようにしています。
エクセル苦手だけどマクロやピポットテーブルを覚えてちょっとずつ業務をオートメーション化してみたり(エクセル奥が深すぎて2割も使いこなせてないけど。笑)
苦手な料理も楽しくやれる方法を考えてみたり。
洗濯が大変と思ったらいい匂いの柔軟剤を導入してルンルンでやってみたり。
何も考えずに毎日回していた洗濯機を、洗濯物の量に合わせて1日おき2日おきにしたら一気に楽になった。
町内会の仕事だるいわって思ってたけど、回覧板の表紙テンプレート化してみたら思いのほか楽ちんになったとか、確認したかを家庭ごとにシールで管理するようにしたら息子がやってくれるようになった。
息子の相手がだるすぎて一人遊びばっかりになるので、トランプとかあやとりとか自分も楽しい遊びを教えて一緒に遊ぶようにしてみたり。
ちょっとの工夫でがんばらなくてもよくなることってたくさんあるんだなって思います。
ちょっと例が特殊すぎる感は否めませんが、がんばらずにすむ工夫って、結局のところ楽しんでやれる工夫でもあるのかなと思っているので、万人にとっての正解はないんでしょうね。
ただでさえキャパの狭い人間なので、やらなきゃいけないこととやらなくていいことをしっかり分けて、
やらなきゃいけないことは楽しくさくさく済ませられるように工夫したいなって思います。