がんばりどころを見極める

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自分の身を振り返ってみると、最近はがんばることがなくなったなぁと思います。

ネガティブな意味ではなく、がんばらなくても色んなことがうまく回るようになった感じ。

 

 

がんばりどころと、がんばらないどころ

がんば‐る【頑張る】
1.忍耐して、努力しとおす。気張る。
 「よく―・って見事に仕上げたものだ」
2.ゆずらず強く主張し通す。
 「―・って言い返す」 

 

昔は、なにかとがんばっていた。

がんばって勉強していたし、がんばって学校に行って、がんばって友達と仲良くしてた。

部屋をきれいにするのもがんばりが必要で、良い子でいるのもがんばらないといけなかったし、なんなら脱いだ制服をハンガーにかけるのすらがんばらないとできなかった。

いつもがんばっていたけど「次はがんばります」ってよく言ってたし、「もっとがんばろう」って自分に言い聞かせてた。

 

大人になって、必要なのは忍耐でも気張りでもなく、自然とそうなってしまう環境を整えることなんだと知った。

 

がんばって仲良くするんじゃなく、がんばらなくても仲良くなりたくなる人と付き合う。

がんばって脱いだ服を片付けるんじゃなく、帰宅後に自然と服を掛けられる導線にする。

「もっとがんばります」より、「がんばらずに済ますためにはどうするか」を考える。

 

日々の暮らしは、がんばらなくてもいい方向に回っていく。

私を含めた人間は、我慢や努力をせずともいい方向に変化していく。

必要なのは努力じゃなくて環境整備だったんだ。

そう知ってからは、肩の力が抜けてゆるりと生きられるようになりました。

 

そして日々の暮らしでゆるゆるとためた力を、ここぞという時に発揮する。

ちょっと勇気が必要なとき、普段の自分とは違う何かに挑戦するとき、拳を握ってぐっとがんばる。

 

がんばりどころと、がんばらないどころ。しっかり見極めよう。

 

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