振り返ってネガティブになる目標はハードルが高すぎる

 

毎朝、その日の目標やテーマを決めて一日を過ごすようにしています。もう数年続けている習慣。

内容も難易度も日によってマチマチで、例えば今日の目標は「夫と十割そばを食べに行く」です。昨日は「黄色のものを身につける」、一昨日は「娘の衣装ケースを整理する」でした。

 

些細な目標だけど、今日はどんな日にしようかなって考えながら目標を決めるのはなかなか楽しいし、一日を振り返るときに「できたぞ」って思えると達成感を感じられるので、多分これから先も続けると思います。

 

今日は、そんなささやかな習慣を続けていて思ったことを。

 

振り返ってネガティブになる目標はまだまだハードルが高すぎる

 

先述の例を見てもらえばお分かりのとおり、目標といっても些細なものです。目標というより小さなやりたいこと、みたいな感じ。

実は昔はもっともっと頑張った目標を立ててました。

「今日の全社会議で必ず発言をする」とか「今日一日でリビングの整理整頓・模様替えを完了させる」とか「初めての土地に行って、知らない人に話しかける」「知らない人を笑わせる」なんていう謎な目標まで。

 

せっかく立てるなら、今の自分の殻を破るような思い切った目標を!なんて思ってたのかもしれません。

それはそれで楽しかったのですけど、結果をみると達成できないことも多々ありました。その時の状況であきらめざるを得なかったり、相手のあることだと自分の頑張りだけではどうにもならなかったり。

 

振り返りの時に達成できたかどうか、反省点や改善点をノートに書くようにしてるので、達成できない日はネガティブなコメントが続くことになります。

そうなると、やっぱり気持ちが落ちちゃって。

 

そんな時に思ったのです。振り返った時にネガティブなコメントが続くような目標は、つまり私にはハードルが高すぎるってことなのかも、と。

それ以来、目標のハードルをぐっと下げました。

今日は忙しくなりそうだし、なんだかやる気もしないって日は「トイレの後は丁寧に手を洗う」なんて目標にしたときもあります。笑

それでも達成したときは夜ノートを書きながらニンマリしました。ああ、こんなに疲れててもちゃんと自分との約束を守ったぞってね。

 

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目標ってそれを達成したくて作っている訳だから、難しい目標ばっかりで「ああ、またできなかった」「やっぱり自分はダメだなぁ」なんてやる気を失わせるのでは本末転倒だと思うのです。

いいじゃん、こんなの絶対やれちゃうっていうささやかな目標でも。

小さな頑張りでも1年続ければ365回だよ。

自分はもっとやれると思ったらその時はちょっと難しい目標を掲げて、自分に負荷をかけてもいい。疲れたら、また簡単な目標に戻ってもいい。だって毎日目標立てるんだもん、そこは臨機応変にやればいいよね。

 

仕事や学校で否応にも難しい課題を任される時がある。それを頑張るだけでも立派なのに、更に自分との約束まで無理をしなくてもいいんじゃないかな。

ゆるく、細く、長く続けることも良いことなんじゃないかなと思っています。