『我慢は怠慢』

今朝家事をしていて、ふっと思い出した言葉があります。

お勤めに出ていた頃、上司に言われた「我慢は怠慢だよ」という言葉です。

 

我慢は美徳、ではないのか

 

言葉自体は鮮明に覚えているのに、具体的に何があって、どういう状況でそう諭されたのかはもう覚えてません。

たぶん、すごく些細なことだったんでしょう。

業務上で何かうまくいかないことがあって、でも仕事を遂行する上では大騒ぎするほどの問題でもなくて、じゃあ私がやるようにすればいいかと軽く考えて実行していたら上司に見つかった、みたいな。

 

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私は昔から何かを人に伝えるのが苦手で、特にそれが相手の態度や行動に関するものだと、下手に言うより自分が我慢した方がいいと思ってました。

なんとなく、我慢できることって長所だとも思ってた。

 

だから、上司の「我慢は怠慢」という指摘は衝撃でした。( ゚Д゚)ハァ?って思ったくらい。笑

 

我慢するくらいなら、我慢しないで済む方法を考えよう

 

今は、当時上司が言いたかったことがよくわかるような気がします。

たぶん、何の努力も工夫もせずにただ我慢するっていうのは褒められたことじゃないってことを伝えようとしてくれたんですね。

 

もちろん世の中には自分の力じゃどうしようもないこともたくさんあるけど、それと同じくらい、自分の行動で変えられることもある。

我慢するだけじゃなくて、この状況どうにかできないかな?って考えてみるのは大事なこと。

 

そんなわけで、ここ最近ずっと息子が脱いだジャンバーを床に置きっぱなしにしてて、プリプリしつつも結局私が彼の部屋まで片付けに言ってたのですが、リビングに掛けるところを用意したら何を言わずとも帰ってきたらすぐ掛けてくれるようになりました。

こんな簡単なことで解決しちゃうんだな。笑

 

例えが矮小ですけども、我慢より工夫、これは忘れずにいたいと思います。