夫婦の主語は「私たち」

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夫婦のことを考えるとき、主語は「私たち」にしている。

日々の生活のことでも、将来のことを考えるときも、主語は「私は」でも「夫が」でもなく、「私たちは」に。

 

夫婦って、お互いがそう願って成立する関係なのに、どうも対立しがちだなと思います。

家族という近しい間柄だから、お互いに甘えてしまったり、そのあり方に慣れてしまったり、理由は色々あるんだろうけど、世のたくさんのご夫婦を見ていても我が家の現状を振り返っても、なんかちょっと敵対心を感じることがある。

 

私ばっかり苦労して、あの人は楽してばっかり、みたいな。

かと思えば、実は相手も同じように思ってたりしてね。

 

私も同じです。

私ばっかり家事してる。私だって仕事で疲れてるのに。

お皿くらい(夫が)洗ってくれればいいのに。なんで気づかないかな。

 

私は。私が。私ばっかり。

夫は。夫が。夫にとっては。

自分を棚に上げて、夫はやり玉にあげられるばっかり。そりゃ自然と夫が悪者になっちゃいますよね。

 

そうやって日々、自分の中で夫を悪者に仕立て上げ続けると、本当にどんどん彼が悪い人みたいに思い込んでいくことになり、それを改善すべく、せめて頭の中で考えるときだけでも、主語を「私たち」に変えてみることにしました。

 

私たちは仕事で疲れてるから(掃除はまた明日でいいや)。

こうすると私たちが過ごしやすくなりそう。

これはそもそも私たちにとって時間を割いてやるほど大事なことなのかな。

 

 

不思議なもので、「私たち」って考えるだけで自然と夫と自分をひとつのものとみなしている気がします。

夫か私どちらか一方の快適さを考えるんじゃなく、私たち二人が快適に過ごすためにどうしたらいいか考えている。

 

個人を尊ぶのも大事だけど、夫婦をまるっと一つのチームとみなして、「私たち」のためにできることを実行できれば、家庭という世界がもっと居心地よくなるんじゃないかなと思います。

せっかく、縁あって巡り合った夫婦なのでね、私たちは。

お互いを仲間だと信じて、円満に楽しく家庭を運営していきたいよね。