息子の「ゲームは一日1時間まで」という制限時間を撤廃しました
久しぶりに、子どもとの話をします。
息子7歳、小学2年生。彼とどう向き合うのかは、私にとって一生の課題でもあると思う。
ゲームの制限時間を撤廃
つい最近のことですが、息子のゲーム制限時間を撤廃しました。
今まではゲームは一日1時間までという約束でした。それも、後半の30分は学校と公文の宿題が終わってからというルール。
それを、もう時間の縛りはなくすから、やりたかったらやればいいし、やめたくなったらやめればいいよと息子に伝えました。
制限時間を撤廃しようというのは、夫と話して決めたことです。
なんでゲームの時間を制限すべきと思ってるのか
そもそもなんでゲームの時間を制限する必要があるんだっけ?という疑問が始まりでした。
それまでは、何となくゲームって良くないイメージだし、何となくゲームするより外で遊ぶ方が良いような気がするしっていうぼんやりな理由でした。
本に没頭するのは何となく良いことのような気がするけどずっとゲームしてるのは何となく良くない気がする、とか。
お友達とたくさんおしゃべりしたり走り回ったりするのは何となく健全な気がするけど家にこもってゲームばっかりしてるのは何となく不健全な気がする、とか。
ぼんやりした理由ばっかり。
そこで改めてなんでゲームの時間を制限したいのかを考えてみたら、私には主に3つの理由がありました。
- 息子の体が心配(視力や姿勢が悪くなったり、睡眠時間が減るかも)
- 息子の生活が乱れる(やるべきことをやらなくなるかも)
- 無駄な時間がもったいない(もっと有意義に時間を使ってほしい)
今振り返ってみても、我ながら親としてもっともな理由だなぁと思ってます。
根本にあるのは「心配」なのですよね。
そしてその心配は全て、実際はどうなるかわからないけれどもしかしたらそうなるかも知れないことに対する心配だったのです。
ゲームのやりすぎで体に不調が出る(かもしれない)ことが心配。
生活が乱れる(かもしれない)ことが心配。
ゲームよりもっと楽しいことがある(かもしれない)のに時間を無駄にしてもっと良い可能性を逃す(かもしれない)のが心配。
親だから、わが子には良い人生を歩んでほしい。そのためにはもしかしたら起こるかもしれない不安の種は摘んでおいてあげたい。
でもそれが、果たして本当に息子のためになるんだろうか。
夫と二人で出した結論は、NOでした。
息子にどんな道を歩いてほしいのかを考える
私たちが息子に用意してあげたいのは、事前になるべく不安を除去した生き方じゃなくて、彼が自分のやりたいことを自分で考えて選択できるようにすること。
自分の選択に自信をもって生きていける力を身につけること。
そのためには、親の私たちが息子の時間の使い方を操作するんじゃなく、彼が自分で何をするか決めるのが良い。
その一環で、ゲームの制限時間を撤廃しようとなりました。
やりたいことをやりたいようにやればいい。ゲームに限らず、生活すべて、24時間すべてにおいて、息子は息子の人生を自由に選べる。
その中で、もし不具合が起きた時には息子本人が「じゃあどうしようか?」と考えればいいし、手助けが必要だったらその時に相談にのってあげればいい。
息子も私たちも試行錯誤
そうして好きにゲームができるようになって1週間。すでに、夜寝る時間は遅くなってるし、朝起きられずに苦労してるし、公文の宿題をサボってます。
母として言いたいことは山ほどある。ついつい口を出しそうになる日々です。笑
けれど、彼がこれからどうするのか、それを思うと楽しみでもあります。
何をするのか、どうするのか。息子も色々やってみて学ぶでしょうし、私たち親も色々やってみて学んでいくしかないなと思っています。