自給自足の暮らしぶりに引きこまれる、映画「リトルフォレスト」
自給自足の暮らしぶりに引きこまれる、映画「リトルフォレスト」
とても好きな映画に出会いました。
映画「リトルフォレスト」です。
都会暮らしに馴染めず田舎に戻って来た主人公いち子は、畑仕事をしながら、自給自足の生活をしています。
畑でとれる野菜、森や野でとれる季節の食材をいかして食事を作り、日々を過ごす。
ストーブでパンを焼き、魚や鴨をさばき、食材を貯蔵し、ソースまで手作りする。
夏から始まり四季を巡る4部作が、夏秋編と冬春編の2部に分けて公開されたようです。
いち子の暮らしぶりが、見ていてとても気持ちが良いのです。
自分で食べる分を自分の畑で作る。
動物たちと競って、野山に自生する自然をうまく食卓に並べる。
道具を手入れし活用する。
動物の命を頂く。
食材を保存し、冬の間の貯えとする。
そしてそれを繰り返す。
淡々とたくましく一人で生活していながらも、失踪した母との関係や自分の居場所を求めて内心では迷い続けるいち子の姿を見ていると心揺さぶられるものがあります。
そして自分も、たくましく生活していこうという気持ちをもらえます。
プライムビデオやU-NEXTなどで見れますので、お時間のある時にぜひ。