余計なお世話はもうやめよう
余計なお世話はもうやめよう
昨夜、子どもたちと寝室に行った時。
眠る前のおしゃべりをしていたら、息子がしゃっくりを始めました。
「しゃっくり、ひっく!、出るわ、へへ、ひっく!」みたいな感じ。
しゃっくりが出ていては寝にくかろうと思い、私が「両手の人差し指を耳に入れて1分間ぎゅーって押さえててごらん」って言ったんです。
素直に従う息子。そして止まったしゃっくり。
「良かったね、これで眠れるね」って言いながら布団をかけてあげたら、なにやら彼は不満顔。
「しゃっくり無理矢理止めたけん、なんか苦しい」ですって。
えーーーーーーってなりました。
だって、そんな、こっちは良かれと思ってさぁ!
しゃっくりですよ。止まった方が絶対いいやろ!
結局その場は私が渋々謝って終わりました。息子はものの5分ですやっと夢の中。
息子が寝て、娘の寝かしつけをしながらそのやりとりを振り返りました。
たとえしゃっくりとはいえ、私がやったことは余計なお世話だったなぁと。
息子が「しゃっくりを止めたい」と訴えてくれてからでも良かったのに、私が「しゃっくりが出ていては眠れないだろうから止めてあげよう」と勝手に判断して勝手にやってしまったのですよね。
「しゃっくりを止める方法知ってる?教えようか?」って聞いてあげることもできたのに。
良かれと思ってやったとしても、相手にとっては余計なお世話だってことはある。
相手が何を望んでいるか、自分で勝手に判断しない。自分の基準を相手に当てはめない。
どうしたいのか、何を求めているのかを明確にしてから、できる範囲でお手伝いするようにしよう。