30代の今こそ「素直さ」という武器を
人と接する時に心掛けたいことが「素直」でいることです。
人との触れ合いで、心が凝り固まってない?
最近の自分の行動を振り返ってみると、特に人と接する時の考え方が凝り固まってきたなと感じます。
たとえば、夫に「(出さなければいけない書類を)早く出しちゃった方がいいよ」と言われた時に「わかってるよ、だけどめんどくさいの」と唇を尖らせる。
妹に「メイク変えてみたら?」と言われて「(本人が満足してるんだから余計な口挟まないでほしい)」とぶっちょ面してみたり。
息子が大好きなゲームの画面を見せながら「このゲームはこんなところが面白い!」と伝えてくれても、「はいはい、母さんはゲームに興味ないからね~、一人でやってね~」と流してしまう。
どれも、みんな良かれと思って言ってくれたこと。
「こうした方がいいよ」「こんな楽しい世界があるよ」って教えてくれているのに、私の方が勝手に「余計なお世話」と突っぱねてしまう。
これ、やめよう。
大人になると、素直でいるのが難しい時もある
何十年も人として生きてると、色んな経験をしてるし、それによって育まれた自分なりの考えも明確になってくる
そんな自分の軸ができてるゆえに、人から言われたことに反発してしまうこともある。
言われなくてもわかってるよって意固地になったり、それは私には必要ないと決めつけてかかったり。
大人になるにしたがって、自分の判断基準も明確になってくるから、ある程度は仕方がないだろうし、その基準に救われる場面もあると思う。
人の言葉の先に、自分の知らない何かがあるかも
だけど、人との付き合いすべてを、そんな風に割り切ってしまうのは実はもったいないことかも知れない。
自分のあずかり知らないものは人に教えてもらうしかないから。
こうした方がもっと良くなるかもしれないヒントとか、自分の知らない世界に触れるきっかけは、人が運んで来てくれる。
素直さという武器は誰でも使える
だから、いまこそ素直になろう。
人の言うことを逆らわずにまず受け入れてみる。
提案をしてもらったら「それいいね、やってみよう」。
間違いを指摘されたら「ありがとう!気を付けるね」。
何かを教えてもらったら「へぇ!どういうこと?教えて教えて」。
そんな風に、まず相手の言葉に心を開くことから始めよう。
その先には今よりもっと楽しい何かが待ってるかもしれない
素直な人って、純粋で見ていて可愛い。
そういう人ってそばにいて楽しいし、もっといろんなことをおしゃべりしたり、一緒にやりたくなってしまう。
やっぱり人間だもの、自分の言ったことに共感してくれたり、興味を持ってもらえると嬉しいし、その人に好意を感じてしまう。
人に好かれるって、人生を生きる上で重要な能力だよ。
だから素直さって最高の武器だと思う。
何より、これからさらに多様化していく世界で、自分の普通とは違うものを自分の価値観だけで突っぱねていたら世界はどんどん小さく閉ざされたものになってしまう。
違いを受け入れ、普通じゃないものをたくさん吸収できる素直さは、人としての幅を広げ人生を彩りに満ちたものにしてくれるだとう。
「素直さ」という武器を使いこなせたら、今よりもっとハッピーになれそう。