今いる場所をゆたかにしよう
時どき現れる、もっともっとオバケ
自分でいうのもあれなんですけど、我ながら幸せな人生を歩んでいるなと思います。
毎日あったかい布団で眠って、家族みんな健康で過ごせていて、仕事も趣味もやりたいと思うことがたくさんある。
この先どうなるかはわからないけど、とにかく現時点では非常に恵まれてます。
だけどそんな生活が当たり前になると、時々ふっと「なんかむなしい気がする」「こんな現状に満足してていいのだろうか」「もっと大きなことを成すべきでは」なんて考えが浮かんでくることもあります。
そんな時にいつも自分にいう言葉が「今いる場所をゆたかにしよう」です。
たとえばこんなゆたかさ
最近新しく始めたことがあります。
一人でこつこつやってて、それはそれで楽しかったんだけど、もう少し目に見える成果みたいなものを出したいなと思って、そういうの得意そうな友人に声をかけてみました。
そしたらいつの間にかたくさんの人が一緒にやってくれることになって、一人でやってた時には考えられなかったくらい、すごく楽しくなりました。
これが、私の考える「今いる場所をゆたかにする」ってことなんだなって実感しました。
一人でやってた時も楽しかったけど、一緒にやる人を見つけたらもっと楽しくなった。
どんなことでもこうやって、今自分がいる環境をゆたかにしていくこと、ゆたかにするためにどんなことができるかなって考えることが、結局いつか自分にとってよいものへ転じていくんじゃないかなと思います。
色んなゆたかさがある
別に誰かと何かをするに限らない。
私の例を他にもあげるなら、例えば最近クッキーが上手に作れるようになりました。
この通りにやれば絶対美味しくできるっていうレシピを見つけて。
私の本棚には常に本が数冊しかないけど、週1回図書館に行って読みたい本を借りてくるといつでも読みたい本がたくさん並んだ本棚になる。
普段いかないスーパーに行ったら、ちょっと良い牛乳がいつも買ってる値段より安く売られてることを知って、家で過ごすお茶時間が贅沢になった。
ご近所にある、地元でも有名なパン屋さんで買うって決めてる食パンも、わが家の食卓を贅沢なものにしてくれる。
部屋を掃除する。筋トレをする。植木に水をやる。知らない道を使ってみる。
こういう些細なことだって、生活をゆたかにしてくれる。
ゆたかって一言だけど、いろんなゆたかがある。
感情的なゆたかさ(前向きな気持ちや豊富な経験)、時間的なゆたかさ(やりたいときにやりたいことができる)、場所的なゆたかさ(好きな時に好きなところで生活し、働ける)、人間関係の豊かさ(人と共に感じる幸せ、分け合える幸せ)。
インテリアに凝ることがゆたかな人もいれば、断捨離に精を出すことで手に入れるゆたかさがあってもいい。他人にはゴミに思えるものに囲まれてもゆたかだと思えるならそれがゆたかだ。
その人が今いる場所で、自由に選んだゆたかさを目指していけばいいんだなと思います。