人と接する時に大切なのは、これからどうするか
岸見先生の本の中で、「カウンセリングをしていても大抵の人は「かわいそうな自分」か「悪いあのひと」の話ばかり。大切なのは「これからどうするか」なのです」って言う話が出てきました。多分、嫌われる勇気か幸せになる勇気かどっちかで。
それを読んで以来、日常の人との関わりで、本当にそうだな~って思うことがよくあります。今日はその話です。
会話の中身はいつもこれ
夫や息子との話でも、会社の人や友人と話していても、いつも思う。
話の内容のほとんどが「かわいそうな自分」か「悪いあのひと」なんです。自分も相手も。
話しだそうと思ったところで、一拍おいて考えると「これは自分の話だな」とか「いまから話すことであの人の悪いところをわかってもらおうとしてるな」ってことがたくさん。
それが必ずしも悪いわけじゃないんだけどね、なんとなく、いったんそこに気付いてしまうとなんかすごく気になってしまう。特に自分自身の発言に対して。
意識して「これからどうするのか」を話してみると
だから、なるべく意識して、岸見先生の言う通り「これからどうするか」の話をしようって最近は思ってます。
特に夫とちょっと険悪な雰囲気になったときとか、職場でみんなが焦ってるときとか空気が悪いときとか。
「これからどうするか」の話をしようと思ったら、頭の中でそれを考えないといけないし、それを実際に口に出すことで周りの人の思考も「これからどうするか」になるような気がします。
うん、いい感じだと思う。
必要な時に「これからどうするか」を話せるようになろう
人との会話には色んな種類があって、いつも必ず結論がいるわけでもないし、「これからどうするか」がさして重要じゃないときもたくさんあります。
時にはみんなで愚痴を言いあいたいときもある。友達相手に彼氏や旦那の悪口を言いたいこともある。
そういうときは、みんなその愚痴や悪口がなにかを生み出すことがないこととか、実際は非生産的な時間になってしまってることとかも全部わかった上で言ってるんだよね。
特に女性は共感を求める生き物って言われるから、そういう場で「いやいや、そんなかわいそうな自分や悪いあの人の話じゃなくて、これからどうするかを考えようよ」とか言うと空気読めない認定されちゃう。
だけども、先述の通り、家族と喧嘩しちゃって仲直りしたいなって思う時とか、仕事で大変な局面に遭遇した時には「これからどうするか」を軸に話をしていきたいなって思います。