規則正しい生活が好きなワケ
規則正しい生活が好きです。
正確に言うと、規則正しい生活ができる自分が好きです。
朝遅くとも6時頃には起き上がり、息子と自分の支度をして、家族を送り出し、会社に行って定時できっかり上がり、息子を迎えに行き、ごはんとお風呂を済ませ、家族そろって眠りにつく。
華やかさも面白みも皆無なこの日常が、いとおしくてたまりません。
もちろん時には夫が不在だったり、息子が風邪ひいて寝込んじゃったり、私が飲み会で深夜に帰宅とかもあるけど、多少のずれはあっても自然とこの日常に回帰していく。
先だっての三連休。
我が家は地元のお祭りに参加してきました。
とても楽しくて夢のように過ぎていった3日間だったけど、実は難点がひとつ。帰宅が連日22時を過ぎていたこと。
息子も私も夜は21時を目安に寝てしまうので、22時はもう深夜と呼んでいいレベル。
それでも、非日常の魔法のおかげか息子は眠たい様子も見せずにヤイヤイはしゃいでました。
問題は翌日の朝なんですよね。普段は7時ごろ起床の息子が9時過ぎても起きない。まぁ疲れもたまってるししょうがないんですけど、そこから芋ズル式にお昼寝の時間が押し、寝ぼけ眼で祭りに参加、の3日間でした。
私もなんだかんだペースが崩れ、洗濯物を回そうとしたらもう夕方だったり、お昼過ぎにごはんの準備をしてないことに気づいて慌てたり。
何はともあれお祭り自体は親子共々心から楽しめたので良かったです。
そして、火曜日からの通常営業。
もうね、日常生活の良さをかみしめてしまいました。
起床も身支度も、洗濯やごはんの家事も入眠も。それぞれきちんと一日の中に組み込まれていく気持ち良さ!
息子が起きたから、じゃあ朝ごはんの準備を始めようかな、っていうような細かな流れ。それがぴたっとハマる快感。
ちょっとめんどくさいけど今のうちにこれを片付けちゃえば後が楽だよね、っていう先取り。それが出来る自分。
これこれキタ――(゚∀゚)――!!ってなりました。
なにより、規則正しい生活ができるって、自分の人生をちゃんとコントロールしてる感があって気持ちがいい。最高に気持ちいい。
お祭りの例のように、時々は非日常を取り入れるのも大事。
でもその非日常の良さを味わえるのも、日常というベースがあってのことだと思うのです。
朝、窓越しの明るさで時間を計るひと時。涼しいうちに読みたい本を読める幸せ。
子どものために苦手な手仕事をやるのも、内心夫に任せたい雑務に取り組むのも、自分の意志で行える気持ち良さを私はもう知ってる。
人生思うようにならないことは沢山あるけど、せめて自分の生活は自分の意志で自分の気持ち良いと思う方向に舵取りしていきたい。
それが実感できるから、規則正しい生活が好きです。