うまく成長するためには、秩序を守ることが大事
1ヶ月ほど前からどうも仕事に対するモチベーションが低くなり、お休みに入ってとても嬉しいです。
目下の課題は解決したものの、週明けはまた「仕事か~」って気持ちになるんだろうな。
”仕事嫌だな”の原因を考える
これといった大きな失敗や挫折があったわけではなく、なんとなくやる気がなくて、ちょこちょことうまくいかないことが増え、坂を転がるように疑心暗鬼になり、一緒に仕事する人たちを信用できなくなって、ますます仕事が億劫になる。
いい加減ちょっとうんざりしてきたので、今日は一日使って、なんでこんなに仕事が嫌になってしまったのかと、これからどうしたらいいか考えてみました。
「人生において仕事に重きをおくべきじゃない」
色々割愛しますけど、自分なりに突き詰めていったら、原因は「私は仕事によりも、プライベートや自分のことに時間や労力を使いたい」って思いすぎていたのではないかと。
色んな本とかドラマとか見ると、仕事を頑張りすぎて体を壊したり、家族とうまくいかなくなったり、年をとってから後悔したりとか、そういう話が多いじゃないですか。
仕事も大事だけど、それ以外にも大切なことはたくさんあるよ、それに気づこうね的な。
私もそれには大賛成だし、よし、仕事だけじゃなくて自分や家族のことも大切にするぞ!って思ってます。
なんだけど、最近はそこから「仕事も大事」ってことがすっぽり抜けてたかもしれない。
仕事ばかりになるのがよくないのであって、バランスよくやってる分にはむしろ仕事は自己実現のための大切な要素でもあるはず。
だけど、私はいつの間にか「仕事をがんばることそのものが良くないこと」みたいになっていて、それが「仕事辛い」という気持ちの原因だったのかもしれません。
『成功とは、バランスをとりながら全体を高めること』
以前読んだこちらの本。
夢を叶えて仕事に精を出す主人公が、妻の病気という出来事で全てがうまくいかなくなって、「幸せとは」「豊かさとは」を考えていく物語です。
この中で主人公が気付いたことのひとつ。
(すべては)秩序のもとにバランスがとられていて、独り勝ちのように大きく狂わすと、反動の力が働く。ならば、バランスをとっている要素を同じように満たす必要がある。
谷口貴彦. ザ・コーチ3 時間泥棒と賢者の地図
この主人公は一気に仕事が軌道に乗って楽しみながらやってたんだけど、それによって、以前はうまくバランスが取れていた家族との関係が薄くなっていた。
本当の成功を掴みたいなら、軌道に乗った仕事と同じくらい、家族に対してもエネルギーを増していかなきゃいけないんだ。
成功とは、バランスをとりながら全体を高めること。
谷口貴彦. ザ・コーチ3 時間泥棒と賢者の地図
自分を構成している要素、自分が影響を与えているもの全てのバランスをとって、全体を高めていくことが必要なんだね。
私は、自分や家族ばかり重視しすぎて、仕事へのエネルギーが減っていたからうまくいかなかったのだろうか。
秩序を守って進めるのが、結局のところ一番の近道なのかも。
よしよし、じゃあ仕事に対する熱量をあげればいいわけか。いいじゃん、原因さえわかっちゃえば、どうにかなりそうな気がしてきた。やってみよ。