人に会うと疲れるのは、筋肉痛みたいなものかもしれない

今日は、初めてのコミュニティの中に入り込んでいく、という若干苦手分野なイベントがありました。

 

人に会うと疲れるから、私は人付き合いが苦手なんだと思ってた

私は、家族以外の人と同じ時間を共有すると、その時はいいんだけど、家に帰ってからどっと疲れが出る、ということがよくあります。

 

会社の人でも、学生時代の友人でも、保育園が同じママさんでも、誰が相手でもそう。

別に無理して付き合ってるわけじゃなくて、その場は自分なりに楽しんでいるのに、自宅に着くと、「あぁ自分めちゃ疲れてる」って思う。

 

たぶんその場では一種の緊張状態にあって、失礼のないようにとか話す内容とかに気を遣っているいるから気づけないだけなのかな。内心疲れていることに。

 

そういう人間なので、そうか自分は人付き合いに向かない人間なのだなと思っていました。

 

知らない人と話して気付いたこと

詳細は割愛しますが、今日のイベントは見ず知らずの人に自分や仕事のことを説明するというものでした。

私一人に対して、多いときは5人くらいの方に対してお話しする。

一方的にならないよう対話型で進めつつ、かつみなさん緊張されているのでなるべく和やかな雰囲気になるように。

質問されるばかりじゃなくこちらからも聞き返してみたり、安心して話せるようリアクションを意識してみました。

 

集まってくださった方がみなさん優しくて、イベント自体は大成功で終わりました。そしてとても楽しかった。

 

ただ、やっぱり終わったあとはぐったり疲れ切ってました。

 

だけどなんとなく達成感というか爽快感みたいなのも感じて、なんかこれ、筋肉痛みたいじゃない?って思いました。

使い慣れない筋肉を使うと、翌日その部分が痛かったりだるかったりするのと同じじゃんって。

つまり、苦手なことをするから疲れるっていうより、単に慣れてないことをするから疲れるだけなんじゃない?

 

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じゃあ慣れちゃえばいいじゃない

筋肉痛も、痛みが治まった後にまた同じ部位を鍛えると、ぐっと筋力が上がりますって言うけど。

だとしたら私にとっての、人と接することも、何度も何度も繰り返しているうちにいつか慣れて、疲れずに楽しい時間として過ごすことができるようになるのかもしれない。

そうか、こんなことで変な苦手意識は持たなくていいんだな。

そもそも苦手っていうのも自分の思い込みだしね。

 

うーん、あんなに気が重かったイベントが、こんなに貴重な体験になるとは。

人生わからないものですね。面白い。