人の言葉はそのまま素直に受け取ろう
「そのスカート可愛いね」
先日職場の先輩(同性)に言われたこの言葉。
その場ではにっこり笑ってありがとうございますと返しました。
しかし内心は「もしかして仕事場に履いてくるには短すぎるよって暗に注意されたのかな~」と憂鬱な気分に。
たぶん一般的にはミニスカートとも呼べないくらいの丈のスカートなのですけど、私が長身かつ普段パンツルックが多いこともあり、いやに短いスカート履いてるって印象になってしまったのかなぁと。
時々いませんか?非難したいものを何となく話題に上げることで本人に気づかせようとする人。
時々先輩のそういう一面を見たことがあったから、余計心配になってしまいました。
それ以来、そのスカートは職場には履いていってません。なんとなく避けてしまう。
しかしながら、ここまで読んでもお分かりの通り、私が言われたのは「そのスカート可愛いね」という言葉だけ。
もしかすると先輩は本当にそのスカートに関してなんらか注意したくて言ったのかもしれない。
だけど、もしかすると先輩は本当にただ可愛いスカートだと思って言ったのかもしれない。
私が一人であーだこーだと深読みしても、答えは分からないのです。
もし私が改めて先輩に「あの時のスカート、もしかしてちょっと短すぎました?」ってズバリ聞いたとしてもそれは変わりません。
だって本当のことを言ってもらえるかは分からないから。
「そうだよ、さすがにあれは仕事する格好じゃないよ」って丁寧に教えてくれるかもしれない。
いややっぱり本心は隠して「えー、そんなことないよ可愛かったよ~」って誤魔化してくれるかもしれない。
「え、そんなこと気にしてたの?」って本心から褒めていたことを伝えてくれるかもしれない。
そもそもそんなことすっかり忘れて「スカートって何の話?」ってなるかもしれない。
結局本心を知ることはできないのですよね。深読みを続ける限り、どこまでも潜り込んでいってしまう。
どうせ分からないのだったら、人の言葉はそのまま素直に受け取ってしまおうと決めました。
ただのお世辞だとしても、褒め言葉は褒め言葉として受け取ってしまう。言葉の裏を読もうとしない。
それでお気楽な人だねって陰口を言われてもいいじゃない。
あの人にはズバリ言わないと伝わらないんだと理解してもらえれば、人の言葉の裏を読んで疲弊するようなこともなくなるから。
人の言葉はそのまま受け取っておこうね。