自分を変えるたった一つの方法

今日は、きりん屋のオススメ本をご紹介します。

メンタリストDaiGoさんの「ポジティブ・チェンジ」です。

ポジティブ・チェンジ

ポジティブ・チェンジ

 

 

前もちらっと書いたんだけど、この本は私の2016年おすすめ本Top10に入るくらい、とても良い本だと思うんです。

 

 

この本に何が書いてあったか

自分を変えたいと願いつつ、今日も変われない自分。なぜ人は変われないのか。

本書は、「人が変われない理由」を明確にしながら「人が変わるための鉄則」を納得できる形で明示してくれます。

 

人が変わるための鉄則3つを理解したら、じゃあ具体的に何をすればいいのか7つのポイントで紹介してくれ、かつ自分が変わるための5習慣のトレーニングが提案されています。

後半の7つのポイント、5週間トレーニングはそんなに目新しいものではなかったのですが、前半の「人が変わるための鉄則」は読んでいてとても勉強になりました!

 

この本から何を学んだか

じゃあ実際に、私はこの本から何を学んだか。

書きたいことは色々あるんだけど、あれこれ言い出すとごちゃごちゃしちゃうから、一番伝えたいことに絞って書きますね。

 

DaiGoさんはこの本の中で、自分を変えるためには新しい行動を増やしていくことが何より大切だと書いています。

 

たとえば、「自分は人見知りをするので直したい」と思っていたとします。

では人見知りをする人が、「自分は変わった。人見知りが直った」と思うのはどうなったときでしょうか。

初対面の相手にも堂々と自己主張ができるようになった。

偉い人が居並ぶ会議の席でも発言できるようになった。

知らない人にも自分から声をかけられるようになった。

こうした行動を自分で認識した時です。

ということは、人見知りをする人が自分を変えるためには、具体的に行動を変えなくてはいけません。

 

もうね、ここ読んだときにね、目から鱗がぽろぽろ落ちてきました。

 

私は変わりたい変わりたいと思って、どうしたら変われるのか、どんな能力を身に着ければ変われるのかばっかり考えて、自分が変わった後に行動が変わるんだと思ってた。

人見知りを直したから、知らない人にも声をかけられるようになる、と思ってた。

つまり、人見知りが直らない以上、知らない人には声がかけられないと。

 

それが違うんだよね。

知らない人にも思い切って声をかけてみたから、「あれ、自分でもこういうことができるんだ」と思い、それが何度も重なってその行動に慣れて、自然に人に声をかけることができるようになって「知らない人にも堂々と声をかけることができる自分になった」って変化を認識できるんだ。

 

順番が違ったんだよ今までは。

 

もちろん、最初のうちは「人見知りをする自分」らしい行動と、「(人見知りを直した)堂々とした自分」にふさわしい行動とが混じり合っている状態でかまいません。

(中略)

それでも、新しい行動、つまり「堂々とした自分」の行動を少しずつでも増やしていくことで、次第に新しい行動に慣れてくる。新しい行動の比率がさらに増えていく。

そしてあるとき、完全に「堂々とした自分」として行動していることに気づき、「自分は変わった」と認識できるのです。

必要なのはまず行動です。

 

自分を変えようと思ったら、まずは行動を起こすしかない。

 

じゃあ、この本から得たことをどう活かすか

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この本を読んだのが5月の初め。

その時から、意識して新しい行動を増やしています。

 

私は今までやりたいことがあっても上手くいかないことを心配してなかなか行動に起こせませんでした。そんな自分を変えたくて、行動的な自分になりたいと思ってた。

だから、とにかくやろうと思ったことはどんどんやるようにしてる。

 

2か月くらい意識して生活してきて、いま「行動的な自分」と「行動に移せない自分」が混じり合ってる状態。

正直言うと、いらん恥をかいて、やるんじゃなかったorz…ってなる時もある。いっぱい。

でも自分でも徐々に「行動的な自分」の比率が増えている実感がある。だって、新しいことをやるのが楽しいと思えてるから。

相変わらず上手くいかずに失敗することもあるけど、まずはとりあえずやってみる自分が心地良い。嬉しい。

 

自分を変える方法。

それは、変わったらどうなるか、どんなことができるようになるかをイメージして、先駆けてそれをやってしまうこと

 

自分を変えるということは、行動を変えたことによってそのフィードバックとして心理的な部分が変わるということです。 

 

この一節をいつも忘れずに、これからも変化を楽しめる自分でありたいです。