【感想文】やりたいことを全部やる人生
ちょっと前から気になっていたこちらの本。
たまたま本屋さんで立ち読みしたらよさげだったので読んでみました。
何が書いてあったか
美クリエイターを名乗る著者。
マインド、ライフスタイル、ビジネス、ブランドという4つの切り口で、ご自身の経験をもとに夢の叶え方が書かれています。
具体的なハウツー本というよりかは、いかにモチベーションを高め、保つかという話が主です。
著者の情熱が伝わってくる熱い文章で、読んでいてとてもワクワクしました。
では、この本から私は何を学んだか
多分、著書が最も伝えたいと思っている(と私は感じました)”being”という視点に、私も目からうろこが落ちました。
一般的に私たちが「夢や目標」としてイメージするのは「○○が欲しい」「○○をしたい」「○○になりたい」など目に見える行動や状態です。
これらをあらわす言葉を、この本では”doing”といいます。
いっぽう、目に見えない気持ちや感情、自分自身のあり方をあらわす言葉を ”being”といいます。
(中略)
じつは、モノや状態(doing)ではなく、自分が欲しい感情や誰かに与えたい感情(being)を考えることが、夢と現実とモチベーションに大きくかかわってくるのです。
確かに私も夢や目標を考える時にdoingばかり考えています。
社労士になりたいとか、会社でA評価を獲りたいとか、二人目の子供が欲しいとか。
でも大切なのはそこじゃなくて、たとえば「社労士になりたい」だったら「なんで社労士になりたいのか」「社労士になってどんな気分を得たいのか」という点を掘り下げていくこと。
そこから自分だけのbeingを見つけることが大切なんだなぁ。
そういう価値観や感情に重きを置くことが、人生を楽しんでいくうえで重要なんだなと気付くことができました。
じゃあ、それをどう活かすか
最近、自分の好きなことを仕事にするっていうことをよく考えるんだけど、考えれば考えるほど、「自分の好きなことってなんだろう」「ほんとにそれを仕事にしたいのかな」ってどんどんズレていく。
それは多分、doingばかり考えてたからなんですね。
自分の好きなことをするっていう自分の価値観を基準に考えているつもりが、いつの間にか「何をするか」ばっかりを考えていました。
「何をするか」を考えるのも楽しい。
だけどこれからは「じゃあそこから自分はどんな気持ちを得たいのか」を考えていこう。
そしたらそれを起点に、もっと他のdoingが出てくることもあると思います。
そしたらやりたいことが増えて、人生がさらに楽しくなりそうだね。うん。