道はどこまでも続いてる、わたしは歩いてどこでも行ける

 

歩くのが好きです。

音楽を聴いたり、あれこれ考え事をしたり、知らない道やお店を探索したり、目的地までの移動という目的以外にも、いろんな楽しみがあるから。

 

 道はどこまでも続いてる、わたしは歩いてどこでも行ける

 

会社勤めをしていた時は、あんまり歩かなかった。

単純に時間を短縮したくて。

 

歩くって、とても複雑で優れた動きだと思うけど、難を言うなら時間がかかっちゃう。

今の時代のスピードにマッチしてないのかも知れない。

 

今、歩くことをこんなに楽しめているのは、自分がそのスピードから離脱してしまった証拠かもしれない。うふ。

 

昨日は、今まで車でしか行ったことのなかった図書館を目指しました。

車だと20分ほどの距離を、ちゃかちゃか歩いて1時間くらい。

 

角を曲がったら突然おしゃれなレンガ道になったり、年代を感じつつも、ちょっとインスタ映えしそうな平家を見つけたり、車で通った時には気づかなかった、どうでもいい楽しさがたくさんあった。

 

昔、高速道路の料金が、どこまでのっても1000円になった時、東海から青森の津軽インターまで延々走ったことがありました。

本州最北端の大間岬に立った時、あー、道って本州の端っこまで続いてるんだなって思いました。

当たり前なんだけど、その時に初めて実感したのです。

 

そのあとフェリーで北海道にも行って、こんな調子で進んでいったら、日本でも世界でも好きなところに行けちゃうなとワクワクしながらラーメンを食べました。

 

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道はどこまでも続いてる。

歩けば、わたしはどこにでも行くことができるんだな。

それってすごいこと。恵まれてること。ありがたいこと。