家族に対して発生する親切心を、どんどん実行する
以前、家族に対していつも「自分ばっかり!」って思っててこんなのもうやめたいという話をしました。
どうしたらそういう思いを抱かずに家族に接することができるようになるのかわからなくて、でもどうにかその方法を見つけて自分と家族が幸せに生きていけるようになりたい、という思いを書いたんです。
そしてこの記事に、ブックマークのコメントでこんな言葉を残してくださった方がいました。
「自分の小さな箱から脱出する方法ですね」。
「自分の小さな箱から脱出する方法」って言うのは、これまた別の記事で書いたんですけど、人間関係に関する考え方について書かれた本のことです。
そうだよ!って目から鱗が落ちました!
家族に対して「自分ばっかり苦労してる」っていう不満を抱えてるのが嫌で、やめたいけどその方法がわからなくて困ってたんだけど、その時すでに読んでいた本に全部答えが書いてあったんだ。
そう、私は家族に対して、箱に入ってたんだ。本を読んで、なんで箱に入るかもわかってた。私は知ってたんだよ。
だって上の過去記事にも書いてるじゃん。
この本を読んで、それは自分への裏切りを発端に始まる上手くいかない人間関係のパターンなんだと知りました。
例えが自分の経験と重なる分、普通以上に身に染みて理解できたと思います。
いやアナタ全然理解してなかったよ。なんにもわかってなかった。笑
人間はそもそも、他の人のために何かしてあげよう、っていう気持ちがある。
でもその、人に対してしてあげようと思ったことをいつも行動に移すわけじゃない。
こういう自分の気持ちに反する行動を、この本では「自分への裏切り」と呼んでいて、これが人が箱に入ってしまうきっかけなんだって。
以前私が自分の悪行そのままだと驚いた、「泣いている赤ちゃん」のたとえがそれ。
夜中に泣き出した息子。自分が起きてあやせば夫は寝てられるけど、それをせずに、夫に対しての不満を考える。
自らの感情に背いたことを正当化するために、どんどんゆがんだ目で世界を見るようになる。
繰り返すけど、私は家族に対して「箱に入ってた」んだ。
それは、本に書いてある通り、自分に対する裏切りを発端に起こってる。
だとしたら、家族に不満を感じずに接するには、自分を裏切らなければいいんじゃん。
あ、なーんだ。わかっちゃったぞ。
遅すぎるけど、わかっちゃった。
家族に対して、こうすべきだなって瞬間的に発生する自分の親切心を、無視せずにどんどん実行していけばいいんだ。
自分に箱に入る隙を与えなきゃいんだ。そうだそうだ。
すごい、なんかもう、それって自分の思うがままじゃん。私の思うままじゃん。
サイコロは私の手の中にある。
なんか神様になった気分!
気付かせてもらえてよかった。ありがとうございます。
たった一言で、パズルのピースが埋まっていくみたいに先がひらけた思いです。
我ながら恥ずかしくて、記事にするまでに時間がかかっちゃったけど、嬉しくて書きました。
これからもこういうことがあると思うけど、きっとそのたびにどなたかが気づかせてくれると信じてます。笑
やり方がわかったので、あとは実行するだけ。やってみよう。ふふふ、楽しみ。