私が思いがけず「デキる女」認定をされた理由
仕事が楽しいという話は何度か書いたけど、今日はもう少し職場での自分を振り返ってみようと思います。
私は職場で、自分でもちょっと過大すぎるだろうというくらい高く評価されいます。
それが時にストレスになりつつ(笑)、でもやっぱり評価されるのは嬉しいもので、もっと頑張ろうと思って働いています。
なんでこんなに評価されるのか、自分で思うに理由は単純なことかなと。
働きやすい環境を作るために大切なのは
働きやすい環境を作りたいと思った時にやるべきことは何でしょう?
「その分野の知識を持つために勉強すること?」
「空気を読んで場に馴染むこと?」
「自分の存在をアピールするために主体性を発揮すること?」
私の考える、働きやすい環境を作るために大切なのは「信頼してもらうこと」です。
これが、今までの人生でアルバイトも含め多数の「職場」を経験して実感していること。
「信頼」があると自由にさせてもらえる
仕事でもプライベートでも、どんなコミュニティでも一番最初に信頼を勝ち取ってしまうと後が嘘のように楽になります。
職場では「あの人は頼んだことをきちんとやってくれる人だ」という土台があると、任せてもらえる仕事の幅がぐんと広がります。
提案をしたときに、きちんと耳を傾けてもらえます。
コミュニケーションがとれているので、お互いに相手が求めているものを察知しやすい。それを業務に活かすことで、より良い成果を上げることができます。
会社も組織も人で成り立っています。つまり人の集まり。人と人のやり取りであれば、そこに信頼があると好循環でどんどん働きやすい環境になるんです。
信頼を勝ち取るにはどうすればいいのか
信頼が大事なのはわかったけど、じゃあどうすれば上司に信頼してもらえるの?信頼とか言葉が曖昧だから何をすればいいのかよくわからない。
こういう人もいるかもしれません。
でも実際は単純なんです。
信頼を得るための方法、それは言われたことを言われた期日までに確実にやる、これだけ。
とにかく最初は言われたことをやればそれでいいんです。内容は別にして、小学生でもできること。
言い訳をしない、内容の良し悪しも気にしない、不平不満があっても口に出さない、求められたことを素直に実行するだけ。
コピー取り、お茶出し、片付け、資料作成。大したことない仕事かもしれない。誰でも出来る仕事かもしれない。それこそ大チャンスです。何も考えずにささっと済ませて完了させる。
余裕があるなら、期日よりも前に完了報告ができるとなお良し。
これを数回続けると、絶対あなたを見る目が変わります。
いま会社に求められる人物像は様々です。
言語スキル、リーダーシップ、主体性、思考力、アウトプット力。でもそんな派手な能力の前に、実際の上司たちはもっと基本的なところを見ているように思うんです。
それが、自分の頼んだ仕事をちゃんとやってくれるかどうか。
上司といえど人間です。自分の指示にきちんと従ってくれる人にやっぱり心を許しやすい。反対に、指示したことをあれこれ理由を上げて嫌がる人には多少厳しい目を向けてしまう。
日本人的な発想と思われますか?そんなyesマンになってまで好かれたいと思わないですか?
ここでおすすめしているのは、自分では何も考えずに上司におべっかつかって言われたことだけやる人になれというのではなくて、信頼を勝ち取るための戦略です。
先述のように、一度信頼を勝ち取ってしまえば嘘のように物事がやりやすくなります。
自分は充分に信頼されているなと気付いたら、そこから「これはもっとこうすべきじゃないかと思うんですが、どうですか?」とか「こういう進め方がいいと思うんですけど、やってみてもいいですか?」というプラスアルファを足していけばいい。
うちの上司は英語スキルを重視してるなと思ったらそこから勉強すればいい。上司のタイプを見極めて動くのは、信頼が育ってからで大丈夫です。
能力やスキルだけで人を単純に評価してしまうのはもったいない。
組織は人の集合体。であれば、人間ならではの「信頼」という要素をうまく味方につけて、働きやすい環境を自ら作っていければいいですね。