自分のやりたいことがわからない時は
自分の人生なんだから、楽しいことややりたいことだけやって生きていこうと思っています。
でも自分がやりたいことって何だろう?というのが私がずっと抱えてきた疑問でした。
最近ようやく自分のやりたいことが見えてきた気がするので、今日はそのあたりのことを書いてみます。
自分のやりたいことがわからないってどーいうこと
最初から自己嫌悪みたいな書き出しになって申し訳ないんだけど、自分のやりたいことがわからないってどーういことよ?!ってずっと思ってました。情けないって。
嫌いな人、気に食わない物、うまくいかない人生。そんなことを愚痴ることにばっかり夢中になって、自分の好きなことややりたいことを考えてこなかった。その結果が、30年以上生きてきてなおの、「自分のやりたいことがわからない」という状況。
自分がかわいそう。
たぶん、おかしな生き方をしてることには薄々気づいてました。
でもそれを直視するのも怖いしめんどくさいし。考えなければ考えないで、毎日目の前のことをやってそれとなく過ごしていれば生きていけるし。
そうやって逃げ回っていたけど、いい加減そんな自分に終止符を打ちたい。
私はもっと自分の人生に責任を持ちたい。
そんな風に思い始めたのが、ここ半年~一年くらいのこと。今も「夢が見つかった」「これをやって生きていく!」という段階ではないけど、確実に前進できたと思えます。
夢がない、やりたいことがない、人生の目的が分からない時期は誰にでもある
物心ついて学校に通い始めて中学高校生くらいの時期に私も、よく言う思春期を過ごしました。
自分のことも人間関係のことも学校や勉強のことも、何もかも斜め目線で難しく考えているふりをする。それは自分という人間を作るのに必要な時間だったと思います。
でも当時は苦しかった。何が気に入らないのかわからないまま、自分を取り巻くもの全てに反抗してたんだから当然なんだけど。
そんな時期、人生や生きる目的なんかも考えました。突出した特技や能力がない平平凡凡な自分には直視するにあまりある残酷な現実。
自分の中に何かわからないけどきっとあるだろう「特別」を信じてやまない思春期の自分は、現実を見て「普通」を選ぶことより、思春期を盾に現実を拒絶して「特別」の可能性を残しておきたかったんだと思います。
目的をすり替えてみるのも一つの手
そんな思春期を引きずったまま、顔だけ大人のふりをしていた新卒時代、会社の先輩から思いがけないアドバイスを貰います。
「やりたいことが見つからないならそれはそれでいい。そんなことに悩む暇があったら、いつか見つかった時のためにお金を貯めていればいい」
これは私が人生でもらったアドバイスの中でもTOP3に入る、お役立ちアドバイスでした。
そっか、わからないならわかるまで別のことをしてればいいんだ。
ぐだぐだ悩むより一円でも多くお金を貯めよう。それも一種の逃げだけど、将来の自分に判断を委ねるという今思えば前向きな逃げだったと思います。
そしていま、やりたいことが見えてきた
20代の私は、自分でもびっくりするくらい頑張ってお金を貯めました。
その蓄えは、子供が出来て仕事を辞めたときも、自分の生まれた町に戻って家庭を作ろうと決めたときも、夫が事業を始めたいと相談してきてくれた時も、私を支え行きたい方向に向かわせてくれる助けになってくれました。
たぶん無意識に私は自分のやりたいことを選んでこれた。
でももっと、積極的に人生を行きたい。
自分のやりたいことを決めて、戦略を立てて向かっていきたい。自分で人生を舵取りしている実感が欲しい。
今、私にはやりたいことがたくさんあります。
まずは社労士になること。詳細はまたいつか記事にすると思いますが、これは本当に最近見つかったやりたいこと。資格試験に合格して、実務研修を受けている段階です。これは今年中にも達成したいと思って、日々わくわく取り組んでいます。
他にもやりたいことはたくさんあって、それは数年かかるものもあれば、あのお店に行きたいとかいうすぐ実現できることもある。
そしてそれを一つずつ実現していくことで、さらに大きなやりたいことが見つかっていくし、人生にもっと面白さを感じられるようになりました。
やりたいことは自分の中にすでにある
ありふれた言葉だけど、「夢とかやりたいこととか人生の目的は、自分の中にある」っていうのを実感しています。
絶対にある。
今はそれが見えないだけで、時間がたてば自然と見えてくる。私はそれがおよそ30年という時間だったけど、5年10年という人もいれば、60年70年という人もいるかもしれない。けど絶対に、見つけることはできます。
やりたいことがわからない、と悩んでいる人に、私は先述した先輩のアドバイスを送りたい。
「悩むより、今できることをやろう」
お金を貯めることにこだわらなくてよいです。
私はたまたまお金を貯めるのが好きで夢中になれたけど、自分にとって夢中でやれることをやっていれば、「やりたいことは何だろう?」というお題は頭の片隅で無意識の自分が考え続けてくれます。
時期が来た時に、きっと見つかる。焦らなくて大丈夫。