道具を使いこなす

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最近ミシンが使えるようになりました。

道具が使えると、できることがひろがるよなぁと思ったので今日はその話です。

 

道具を使いこなす

手縫いはもともと好きです。

一針ずつチクチクと縫いすすめて何かをつくり上げるのは楽しい。

だけど、同じ裁縫でもミシンを使うのに気合いが必要でした。

こどもの頃家庭科の授業で習ったし、それ以降も数年に1度くらいは使っていたのですけど、なんとなく苦手意識。

 

手縫いと違って、一気にダーッと縫えてしまうから緊張感があるし。

ボビンの入れ方や糸の通し方なんかも複雑だし。

そして、なぜかいつもトラブルが起きる気がするし。

 

パソコンもそうだけど、機械全般について私が思っていること。

得意な人は簡単に使いこなすのに、苦手な人がやると確実にトラブルが起きる。

しかも、すっごく些細な。ほんの少しで解決するような些細なトラブル。

でも苦手な人にはそれを解決できないの。得意な人に聞くと、指一本の操作で解決してしまうのに!

そういう経験を積み重ね、ミシンを筆頭にメカを扱うのは大変なものだと思い込んでいたのかも。

 

ところが、母に借りた最新のミシンはそんなメカ音痴の私でも扱えて、説明書もわかりやすい。説明書がわかりやすいとちゃんと読んで操作するから、ますます扱いやすい。トラブルも未然に防ぐことができる。

結果、ミシンへの苦手意識がなくなりました。

だってちゃんと使うことができたら、ミシンってとっても便利!

サーっと縫えちゃうし、しっかり縫える。仕上がりもきれい。

まだ使ったことないけど、ボタンホールを作ったり飾り縫いなんかもできちゃう。

 

思えば、私はこどもの頃から説明書を読まないで、直観的に道具を使う子でした。

それで問題ないこともあったけど、道具が複雑になればなるほど上手に使えず、結果私はメカ全般が苦手なんだと思い込んでいただけのような気がします。

あたりまえだけど、説明書をちゃんと読めば、わかるようになるんですよね。

そのための説明書だもの。

 

ミシンに限らず、道具って使いこなせると便利です。

道具って何かを行うための器具じゃないですか。そのために作られたもの。

そりゃ自分の手や頭だけでやるよりも、道具を使った方が効率的だし、使いこなせればこれほど便利なものはないよね。

 

どんどん便利な道具が出ているこの時代。

苦手意識を感じず、まずは使ってみて、説明書も読んで、それでもわからなければ得意な人に聞いたり検索したり、時間をかけていいから使い方を覚えていくと、生み出せるものが増えるし、作業も簡単になる。

道具を使いこなす、この人間に与えられた特権を活用していきたいな。