今年1年を振り返る10の質問

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今年も残すところわずかとなりました。

忙しい時期ではありますが、ちょっと時間をとってこの1年を振り返ってみるのもいいものです。

よくある質問を10個にまとめてみました。

ぜひ、ご自身の振り返りにお役立てください。

 

今年1年を振り返る10の質問

  1. 今年の大きな出来事は?
  2. その時学んだことは?
  3. いつか、と思ったまま実行していないことは?
  4. 何度挑戦してもなかなか続けられないことは?
  5. 失敗したことは?
  6. チャレンジしたけど達成できなかったことは?
  7. 今年1年でこれはうまくいったなぁ!ってことは?
  8. 今年買って良かったもの3つは?
  9. 今課題だと思っていることは?
  10. 自分の好きなところ、伸ばしていきたいところは?

 

早速答えてみましょう!

1.今年の大きな出来事は?

・自宅をリフォームしたこと。住みやすくなったし、窓も結露しない。生活のあらゆる面が快適になった。

 

2.その時学んだことは?

・やろうと思ったことは勇気とちょっとした行動で実行できること。
・分からないことは分からないままでも進めること。
・自分一人では難しくて嫌になってしまうことでも、協力者が必ずいること。

 

3.いつか、と思ったまま実行していないことは?

・がっつりメイクしてお出かけすること

 

4.何度挑戦してもなかなか続けられないことは?

・疲れた時に、つい家族にきつい言い方をしてしまうこと。元気な時はいいんだけど、疲れてたり体調不良だったりすると途端にだめ。

 

5.失敗したことは?

・夫との連絡ミスで行政上の手続きにミスがあったこと、リカバリーに時間と手間がかかっちゃった。

 

6.チャレンジしたけど達成できなかったことは?

・とある賞を狙っていたのだけど、見事落選。大丈夫、諦めないから。

 

7.今年一年で成し遂げたことは?

・仕事を1年間続けた。対人関係も成果も、仕事はすごくうまくいってる。

 

8.今年買って良かったもの3つは?

・赤箱石鹸のハンドクリーム。すごくいい匂いで使うと幸せな気持ちになった。

・イケアの黄色いソファ。オットマン付きのすごくかわいいソファ。大好き。

・家族で行ったグランピング、夫とデートした萩の城下町。家族との遠出はいつもとても楽しくて幸せな思い出になる。

 

9.今課題だと思っていることは?

・家族への接し方と自分への接し方。なんでも家族に甘えない、自分のせいにしない。

 

10.自分の好きなところ、伸ばしていきたいところは?

・愛嬌のあるところ、人とにこやかに接することができるところ

・趣味でやっていることを少しずつ人前にさらしていく勇気を持つ

 

質問を使って振り返ってみると、案外良い1年だったことに気づける

私の場合、ぼんやりとこの1年間に思いを馳せていると「なんか今年も代わり映えしない1年だったなぁ」とか「もっと色々できたはずなのになぁ」と出来なかったことにばかりフォーカスしてしまいます。

でも質問に答える形で出来たことも出来なかったことも振り返ることで、「この1年も色んなことしたな」「結構頑張ったよな」と思えるから不思議です。

1年365日。何はなくともそれだけの時間を無事に生活してきているんですもんね。

どうせなら、前向きにこの1年をふりかえってみませんか?

使い切る暮らし

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食料品の買い出しは週に2回。

最寄りのスーパーの特売日に合わせて、日曜日と木曜日。

 

買い物に行く日、朝食を作り終えて、空っぽになった冷蔵庫を見るとちょっと嬉しくなる。

買ってきた食材をうまく使いきれたことで、きちんと生活を回せている実感を得られるからかもしれない。

 

ものを使い切る暮らしを大事にしたい

食材に限らず、日用品も、身の回りにある自分が使っているものすべて、最後まで使い切ることができると気持ちが良い。

最後まで絞り出した歯磨き粉、カレンダーの最後のページ、書けなくなるまで使い切ったボールペンのインクを入れ替えるとき。

物の役目をまっとうしたなと思える瞬間は潔くて、残った容器をゴミ箱に入れるのも後味良く感じる。

ありがとうという気持ちで、未練なく次へ行ける。

 

だって世界にはたくさんの素敵なものがあるんだもん。

これがいいと思って使い始めたのに、次々目移りしてしまうときってあるじゃない。

これまだ使えるけど、こっちの方がもっと良さそう、とか。

そういうことなく、もしくはそういうことを乗り越えて、きれいさっぱり使い切ることができるのは良いよね。

ちょっとしたことなのに、なんとなく自信がつく。私は物を使い切れる人間ですよって。

 

変化の激しい現代ですから、今あるものを使うことだけが正解ではないかもしれない。

自分一人ならともかく家族も不便なく生活しなくちゃいけないから、多少余分に持っておく方が賢明かもしれない。

そうやって色々考えて、結局使い切れないものもたくさんある。

良いと思って選んだものが、思ったより使い勝手が悪かったりしたときも。

 

だからこそ、自分で選んだものたちを思惑通りぴたっと使い切ることができるとゲームに勝ったみたいで嬉しくなる。

 

世界にはたくさんの素敵なものがあるから、その出会いを楽しみたい。

後ろ髪引かれることなく次との出会いを楽しめるように、今あるものは使い切る生活を、今後も大事にしよう。

写真や動画には残せないもの

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昨日お散歩中に見上げた空がすっかり秋の顔をしていて驚きました。今年の夏はあっという間だったな。

たくさん楽しいことして、思い出いっぱいの夏でした。

忘れないうちにアルバム作りを始めています。

 

今日の話は、そんなアルバム作りを通して思ったこと。

 

 夏の雨

夏休み中に、両親と一緒に晩ごはんを食べに行きました。

父と母と息子と娘と私。まだ明るい夕方の空の下、5人でプラプラと近所のごはん屋さんへ。

お腹いっぱいご馳走になって、帰ろうとすると降っているのかいないのかわからないくらいの弱い雨が降ってきました。

母が持っていた折り畳み傘でベビーカーに乗る娘を守りつつ、急ぎ足で帰っていたのですが、途中で本降りになってしまい、雨宿りをすることに。

ほんの数秒でびしょぬれになるような、いわゆるゲリラ豪雨。

しょうがないので母が傘を持って先に自宅に戻り、人数分傘を持ってきてくれることになりました。

薬局のちょっと突き出た屋根の下で、空を見上げながら雨宿りする父と私と息子とベビーカーの娘。

 

写真を撮って見たけれど

隣で話す息子の声も聞き取りづらいくらいのすごい雨。

なんだか楽しくなってきて、スマホで写真を撮りました。その写真を見ていて思ったのです。

 

この写真には、父も息子も娘もいて、景色も雨の風景も全部映ってるのに、なんでか今と全然違う。

 

ゴーっと耳に響く雨の音も、屋根からこぼれるように滴ってくる雫も、このムッとする重たい空気も、そこには映っていませんでした。

 

この目がフォーカスしてるあれもこれもレンズには映らない

娘に雨がかからないように、ぐっと力を込めてベビーカーを押さえる父の手の、骨ばっているのに柔らかそうな皮膚の感じ。

辺りを真っ暗にするくらい、日常から遮断されたような豪雨の中で、ちょっとドキドキしている横顔でゆらめく息子の目。

雨粒がついた娘の足をタオルで拭いていたら、ふっくらした足がひょこひょこくすぐったそうに動いたこと。

 

この瞬間を切り取っていつでも見返せるようにしたいのに、残しておきたい物にかぎってレンズを素通りしてしまう。

 

そういうものは、自分の目に、皮膚に、心に焼き付けておくしかない。

 

写真に残せないものは心に刻もう

雨宿りの最中に父が、いつだったか仕事帰りに同じように雨に降られて、この薬局の前で雨宿りをしたことがある、と話してくれました。

そのときは妹が傘を持って迎えに来てくれて、あれは本当に助かった、と。

 

写真にも残さないような、ささやかな出来事だけど、そのとき妹が迎えに来てくれたことを父は今も覚えているんですよね。

きっと父は、父を見つけた時の妹の表情とか二人で歩いた数分足らずの帰り道の雰囲気も覚えているのではないかな。

 

写真や動画には残らない、残せない。

この目が、心がフォーカスしたその一瞬、その感覚を忘れないようにしたいなと思います。

夫の誕生日にサプライズパーティを開いたらめっちゃ楽しかった話

 

夫が先月誕生日を迎えました。

 

年末の忙しい時期なので、毎年プレゼント渡して「わーいおめでと★」で済ませてたんですけど。部屋の飾りつけもなし。ケーキはコンビニのやつがあればいい方って感じで。

夫本人も、特に不満を感じてもなさそうだったんですけど。

 

なんか今回は、なんか、頑張りたくなって(私が)。

12月の上旬から約1か月間、息子と極秘裏に計画を進めていたんです。

 

これがもう、楽しくて楽しくて。

 

誰かの幸せを祝うって最高に楽しい

 

USA事務局っていう架空の組織を名乗って、

結婚式のやつみたいに招待状と出欠の返信用はがきを用意したり、

結婚式の余興みたいにムービー自作してみたり、

飲み物も食事も夫の大好物を用意したり、

本人希望のプレゼント以外にもサプライズの贈り物を選んだり、

部屋中を飾り付けたり(ほぼクリスマスパーティの使いまわしだけど)、

帰ってきた夫を外で待ち伏せしてて「わっ!」って驚かしたら

「ぅわっ!」って本気で驚かれて面白かったりとか、

サプライズで息子がハッピーバースディをピアノ演奏したり、

 

書きだすと大したことしてないんだけど、

やってる時はもうホント楽しくて楽しくてたまりませんでした。

 

特に私、ムービー作るの大好きで。

友だちの結婚式とかにも頼まれてよく作るのですけど、今回のパーティのために、オープニング用と、夫主役のと、家族の2017年思い出振り返り用と、3本もムービー作っちゃったからね。

超楽しかった。

 

12月に全然ブログ書けなかったのはこのせいです。

めっちゃ時間かかった。

 

夫も、とてもとても喜んでくれて、息子と一緒にハイタッチしました。

 

サプライズってさ、やられても嬉しいけど、

やってる側もとても楽しいよね!

 

結婚して、子どもも大きくなって、自分もある程度大人になって、

なんかだんだんサプライズとか昔ほどしなくなっちゃってたんだけど、

誰かを喜ばせるためにあれこれ計画したり準備したり、

そんで当日本人がとても喜んでくれるって、最高じゃんね。

 

そうだよ、お祝いするってこんなに楽しいことなんだ、っていうことを

思い出させてくれた、夫33回目の誕生日でした。

 

 

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北九州の遊園地「スペースワールド」で最後にめいっぱい楽しんできた

 

意味深なタイトルになっちゃいましたけど、ブログはやめません。

お別れするのは、そう、スペースワールドです。

 

いつかも書いたのですけど、地元にあるスペースワールドっていう遊園地が、年内いっぱいで閉園になります。

 

さよなら、スペースワールド

 

春頃に家族で遊びに行ったら予想外にとても楽しくて。

夏にも行って、その時にはプールで思いっきりはしゃぎ、閉まる前にもう一回行こうって決めました。

妹家族や両親と日にちを決めたのに、その日がまさかの大雨で中止。

あぁ、もしかしたらもう行かないかも知れないな、あの夏のプールがラストスペースワールドになっちゃったな、なんて思ってたんだけど。

 

ある日テレビをつけたらスペースワールドグランドフィナーレのCMもやってて。

 


スペースワールド冬CMグランドフィナーレ篇30秒

 

あかん。これ、行っとかんとあかん。

って感極まりまして、色んな人と仕事に迷惑かけるの承知で、そういう諸々全部キャンセルし、昨日行ってきました。

 

夫と二人で、タイタンもヴィーナスもザ・ターンも全部乗りました。

息子の大好きなクリッパーっていうお子様ジェットコースターも4回乗った。

観覧車も昼と夜2回乗った。

シャトルの前で写真も撮った。

地面にいっぱい落書きして、全部、楽しいこと全部やってきた。

 

暗くなって、もう帰る時間も近づいて来たら、息子が急に泣き出して、「スペースワールドとバイバイするの悲しい…」とか言うの。

いやいや、きみ、ここ数えるほどしか来てないやん、って内心つっこみましたけど。

 

そんな、かーさんなんかもっともっと思い出抱えてるのに、泣いてへんのに…そんな、ぐずっ…ってなっちゃって。

結局二人でぐずぐず言いながら、最後ゲート出た後、わりと大きい声で「ありがとうございました」って言いました。笑

 

相当恥ずかしい人たちだったと思います。

夫は先に車取りに行ってくれて不在だったのだけど、一緒にいたら「やめろや!」っていうレベルだったと思います。

 

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タイトルにした『悔しいけれど、お別れです』っていうのは、スペースワールドのポスターに書かれてた言葉で、本当に、まさに言葉の通り、悔しいけどお別れなんですね。

 

アトラクションも、園内の道も、雰囲気も、空気も、全部このままとっておければいいのに。

写真とか動画とか、そんなんじゃ残せないものがたくさんあるのに。

 

だけど、思い返せば湯水のように湧いてくる思い出が沢山あることは、それ自体が何よりも残しておきたいものじゃないか。

それはもう、私の中にあるのだ。

 

少なくとも、今年で最後と思わなくちゃきっと家族で遊びに行くこともなかったのだから、昨日のあの楽しかった一日を、今までのスペースワールドでのあれもこれも、全部大事にしまっておきたいなと思います。

 

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旅日記にもしたためた。旅じゃないけど、旅レベルの楽しさと思い出になったから。

 

なにより、スペースワールド最後の年に、家族みんなで、こんな風に楽しめたことは、とてもありがたいことですね。

 

やべー感傷的ですけど、たぶん北九州出身の同世代の人たちはみんなこんなレベルだと思います。

いいよね、最後くらいめちゃくちゃ感傷的になるのもね。

 

27年間、ありがとう。

またいつか、別の星で会いましょう。

 

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