心に残っているアレコレを集めています
些細だけど、ずっと心に残っているものってありませんか?
誰かの一瞬の表情だったり、会話の中の一言だったり。
散歩途中の空の色とか、街で見かけた広告の一文とか。
お役所に飾られてた小学生の絵画コンクールの佳作の絵、とか。
なんでもいいんですけど、その時はそんなに気にしていなかったのに、いつまでも記憶の中にぼんやりと居座ってる、みたいなものが私には結構たくさんあります。
きっと何か理由があって、心に引っかかっているのだと思う
ひとつひとつは本当に些細なもので、別にそんなの気にしなくても日常はつつがなく過ごせます。
でも、何か、きっと何か理由があって自分の心に引っかかっているそういうものたちを、なるべく集めてしっかりとつなぎとめていきたい。
「あ、」って思った瞬間が勝負。
その一瞬で、きっとこれは残しておいた方がいいって思ったら、メモに残すとか写真に撮るとか、なるべく形に残すようにしています。
人の表情とかは無理だけど、なるべくたくさん思い出して、心の中に焼き付ける。
そのままだと、寝ている時に見る夢みたいに、彩色に光るシャボン玉みたいに、ぱちんと弾けて「あれ?なんだったっけ?」ってなってしまうものも少なくないので。
ずっと気になっていた文章を探してみた
同じように、ずっと心の中に残っている文章がありました。
高校生の頃に読んだ、天声人語。
天声人語って、朝日新聞の一面に載ってるコラムみたいなやつのことです。
高校の時に、入試対策の一環で新聞の中で好きな記事を一日ひとつ選んで要約と感想を書く、っていう課題があって、その流れで毎朝新聞を読むときに一緒に天声人語をさらっと読んでたのですけど、その中で、一つだけ今も覚えている文章があるのです。
東西南北を色に例える、みたいな話の中の、「南を燃える太陽や赤道の赤とすると、西はどうか」っていう一文。
そこだけはやけに鮮明に覚えているのに、その後、西を何色に例えているのか全然記憶にないのです。
改めて読み返したいなぁと思いつつ探すのが億劫で10年以上放置していたのですけど、やっぱり探そうと決意しました。
再びその文章に触れた時はちょっとジーンとした
今は便利なもので、天声人語も年別に1冊にまとめてくれてるのですね。
図書館にこもって、高校入学から卒業の年までの天声人語の本を全部借りて、見つかるまで読み続けました。
たぶん、ほとんどのものは高校時代に読んでるはずなのに覚えてなくて、とにかく読みながらページをめくり続けました。
そして、見つけました。
2003年10月の、ある日の天声人語。
西は、茜色でした。
(中略)方位を色に見立ててみる。
東は大海の青、北は氷雪の白だろうか。
南を燃える太陽や赤道の赤とすると、西はどうか。
陸の連なりを思えば土の色だが、夕日の印象が強い。それは落日と大地が溶け合ったような茜色かもしれない。
(天声人語2003年7月-12月より)
今度は大事にメモに残しました
これからも、なるべく集めていこうと思う
見つけられたところで何が変わるわけでもないのです。
しかしながら、今まで生きてきて出会った全てのもので、いまの私が成り立っているなら、ほとんどが気持ちの中を素通りしていく中で、何か引っかかるものがあって、それを自分でもわずかながらも自覚しているんなら、やっぱりそこには何かがあるんじゃないのかなっていうのが、ファンタジー好きの私の願望なのであります。
【バルーンフェスタ】熱気球は最高にかっこよくて、面白い
以前、気球のペーパークラフトを作って遊んだことがあります。
あれから毎日毎日風に揺れる気球(命名、ラムセス2号)を見て楽しみにしていたイベントが、先週佐賀で行われました。
2017佐賀インターナショナルバルーンフェスタです!
佐賀インターナショナルバルーンフェスタって何?
佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、佐賀県佐賀市嘉瀬川河川敷をメイン会場として開催されるバルーン(熱気球)の国際的なフェスティバル(競技大会)です。
参加するバルーンは約100機!大会期間中の来場者数は80万人を超えるアジア最大級の規模を誇るイベントです。
(公式サイトより)
佐賀で、気球のイベントやってるって知ってました?しかもこんな国際レベルの。
私は数年前に初めて知りました。隣の県に住んでるのに。
気球のイベントって何々めっちゃかっこいいじゃんって思って調べて、一気に魅了されたのです。
だって気球って!熱気球って!めっちゃロマン!!
特に、暗くなってから行われるラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)が見たくて見たくて。
だってほら、こんなに素敵なの。
画像お借りしてます
この、モンゴルモンゴルなんちゃらっていうのが、フェスタ中の土曜日曜日にだけ行われていると知って、これを見るためだけに、佐賀に行くことを決意したのでした。
まず宿をとるのが大変
今年のフェスタに絶対行くと決めて、だけどどこでやるのかもどんな感じなのかもよくわからないまま、とりあえず宿だけ抑えようと思ってホテルを検索したのが8月上旬。
数ヶ月も前なのに、すでにその時はほとんどのホテルがいっぱいでした。どっしぇー!
やっぱりこれだけ大きなイベントになるとホテルなんてどんどん埋まっちゃうのね。
幸いなことに残り一部屋だったホテルを確保できました。
(ただのシティホテルのくせにずいぶん高かったけどな!)
実際に行ってみて、芝生でぼさっと休憩してたり屋台に並んでる時に隣り合った人とかに聞いてみて知ったんですけど、
気球って風とか天気の影響を受けやすくって、折角遠くから来たのに飛んでるところをみれなかった!ってことも多いので、
ホテル連泊したり、キャンピングカーや普通の車で車中泊してる人も多いそうです。
きりん屋が話した中で一番遠くから来てたのは、栃木から来てた年配のご夫婦でした。
車中泊であちこち寄り道しながら佐賀まできて、期間中ずっと気球を見て過ごしているそうです。なんだそれ、素敵人生かよ。
会場は花火大会みたいな感じで楽しかった♪
私はモンゴルモンゴルなんちゃらを見たかったので、土曜日に現地に向かいしました。
自宅福岡を出発する時でさえ「今日風強いなー」って感じで、これ気球飛ぶんやろうかとハラハラしながら出発。
案の定、強風のため終日競技なしでした。
モンゴルモンゴルも、風が強かったら気球部分ナシのバーナーバージョンになっちゃうって聞いて、「えーーーー」ってなりました。
だって、気球の部分がなかったらただの火やんけ…。
でもでももしかしたら風が収まるかもしれんし!と望みをかけて、バルーンフェスタの会場まで行ってみたのです。
このフェスタの期間中だけ現れるという、幻のJRバルーン佐賀駅へ。
乗り場も改札も看板も仮設感満載の、非常に好感度の高い駅。
しかしながら、すごい人。人ヒトひと。屋台もあるし花火会場みたいな感じでした。
くじ引いて、お好み焼き食べて、記念品のショップ見て回って、楽しかったなー。
そして結局本物の気球を見ずに終わる初日
結果から言うと、夜になっても風が強くてモンゴルなんとかもバーナーバージョンでやることが決定。
決定のアナウンスが流れた時、一瞬「もう帰る?」って思ったけど、なんだかんだ遊んでると楽しくて18時半の開始時間になりました。
そして始まったモンゴルなんとか、バーナーバージョン。
これ始まってすぐ、夫が、「え、火やん?これ、ただの火やん?笑」って小声で言い出して。笑
「だってバーナーバージョンやもん!わかってたやろ!黙って見ぃ!」って小声で返したんですけど、私もだんだん笑いが収まらんくなってしまって。だって、火やし。
さらに夫が、「気球がないとどこのチームかもわからんし、宣伝にもならんやろうにガスだけ消費させられてかわいそうにな」とか余計なこと言い出すのでもう笑いが我慢できんくなって。
結局開始5分くらいで逃げるように帰りました。笑
人込みから離れた後、思いっきり笑いました。気持ちよかったー!
あ、ちなみに他の皆さんはじーっと魅入られてる方が多かったので、バーナーバージョンでも本当に素晴らしいのだと思います。
我が家はちょっと、気球に対するあこがれが強すぎたのではないかと。
ホテルに戻るまでの帰り道で、息子がぼそっと「ぼくら、ほんもののききゅうみてないな」って言って、それでまた3人で爆笑しました。
リベンジの翌日
翌日はよく晴れて、かつ風もなかったのでリベンジの意味も込めてもう一度会場へ。
7時の一斉離陸を見に行こうかと思いましたけど、眠かったので9時からのバルーンファンタジアへ。
いろんな可愛いバルーンが見れて、そばに行けて、触れて、とても楽しかったです。
佐賀のバルーンフェスタに来てる。パンダが可愛すぎる。 pic.twitter.com/oGgbo5fUKX
— きりん屋 (@kilinya_) 2017年11月5日
このパンダ、SNSでゴジラみたいって噂になってたけど、とてもとてもかわいかったです。私がいた時は、脚の方は空気入ってなくてショボショボでした。かわいい。
夜のモンゴルなんちゃらもリベンジするか?と一瞬思ったけど、結局その後吉野ヶ里歴史公園で遊んでそのまま帰りました。
帰りの車内で、その日のモンゴルなんとかは気球付きのフルバージョンでやることを知って負けた気持ちになったけど。
いいなー、見たかったなぁ。
バーナーバージョンで笑っちゃったバチがあたったのかも知れない。
でもいいや、来年また行こう。バルーンフェスタ、思った以上に楽しかったからまた行こう。
USJで、ハリーポッターの魔法に魅了される
USJといえば
先月のブログにも書いたのですけど、ダレンシャンにハマってからの私のハリーポッターブーム再来に伴い、USJに行くことにしました。
前回USJに行ったのはたぶん10年くらい前で、その時は(言葉が良くないですけども)USJ超低迷期だったので、友達に「USJに行ったんだ~」ってお土産を渡したら、即効「面白くなかったやろ?」って言われるくらいの、そんな時代やったんですよね。
あんまり覚えてないけど、そこそこ楽しめた私としては、でももう行くことないやろうなぁくらいに思ってました。
それが、まさかの、いまや大人気のUSJじゃないですか。
いやー、世の中わからんもんですね。そして私、先見の明なさすぎですね。
以前、USJをV字回復させた森岡さんの本も読んでとても面白かったので、実はUSJには興味しんしんやったんです。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
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しかし興味はあれど、人気がありすぎて実際に遊びに行くのは二の足を踏んでました。
USJ好きな人の愛が強すぎて、逆にひく
USJ好きーっていう人、私の周りにもたくさんいます。
九州に住んでるけど年間パス買ってお休みとって行きまくる人とか、ミニオンが好きでUSJで売ってるポップコーンのミニオンの入れ物(たぶん3000円くらいするやつ!)を全種類集めてる人とか。(そもそもミニオンて何者)
そういう人に話を聞くと、好きが留まるところを知らずに「あかん、こんな人に紛れて一般人の私がUSJ行ったらヤラれてまう…!!」ってなってました(何に)。
あと入場券とは別にエクスプレスパス?とかあったり、でも買うパスによって乗れるアトラクションが違ってたり、それとはまた違う整理券が発行されたり予約券があったり、
ごはん食べるところも大混雑で、でも中には予約できるお店があったり。
調べれば調べるほど「イーーーーーーー!!!」ってなって足が遠のく日々。
だけどやはり、ハリーポッターエリアに行きたい
そう。だけど、どうしてもハリーポッターエリアに行ってみたいのです。
大好きなハリーポッターの、ホグワーツ城をみたい。中に入りたい。
お城の中には動く絵画もあるし、映画には出てこなかった各寮の砂時計もあるし、ロンが雪を降らせてるらしいじゃないですか。
行きたい。行ってみたい。
その熱が収まらぬ間に、ホテルを予約しました。
結局エクスプレスパスとか、どう回るとかそういうめんどくさいことは一切無視して身一つで夫・息子と大阪へ。
念願のホグワーツ、念願のホグズミード
あかーーーーーん、素敵すぎる!
ホグワーツ城も、ハグリッドの小屋も、ホグズミードも、全部!全部素敵でした!
特に夜のライトアップされたホグズミードは、雰囲気も良くて、本気でちょっと、ちょっとだけ、私もハリーポッターの一員やって思いました(照)。
USJに行くって言ったら友達から、「魔法の杖買っちゃうよ!私3本も持ってるもん!でもあれね、帰りの電車で魔法解けてただの棒切れって気づくんだよ!3000円くらいするのに!」って言われまして、
(棒切れに3000円…ガクガクブルブル)ってなってたのですけどね、
事前に聞いてたおかげか、杖が欲しくなる魔法にはかからなかったのですけど、
忍びの地図が欲しくなる魔法にかかりました。笑
ハリーポッターご存知ない方には全然意味のわかんない話で恐縮です。
でも物語に忍びの地図っていうのが出てきてですね、言葉通り地図なんですけど、
その地図がお土産屋さんに売ってて、わーめっちゃほしいーーー!!ってなりました。
あれ、たぶん魔法ですわ。
結局ただの紙でできた忍びの地図にするか、電池式の魔法が使える忍びの地図にするかで悩みまくって、買わずに帰ってきました。
だって、それを買うのを口実にまたUSJに行けるし。
結論、USJは素敵なところでした
ハリーポッターエリアだけじゃなくて、もうUSJ内はどこをとっても素敵空間なのです。人気なのも当たり前だね。
私が行った日は、幸いなことに比較的空いていたようで(すっごい人やったけど!!)、エクスプレスパスなくてもたくさんアトラクションに乗れました。
どれも、どのエリアも最高に楽しかった。
あと園内のスタッフの方がみんな優しくて、最高に素敵だった。
入場待ちをしている時に、わが家の前に5人連れのご家族がいましてね。
たぶん、父・母・子・祖父・祖母のチームなんですけど、ハロウィンの時期ということもあり、5人ともお揃いのミニオンの仮装をしてたのです。(そもそもミニオンて何者)
特にお子さんはとても楽しそうだったんだけど、おばあちゃんが一人やっぱりちょっと恥ずかしそうでね、黄色の帽子を脱ごうとして孫にたしなめられてて。
微笑ましいなぁなんて思って見ていたのですけど、
夕方、レストランの中でたまたままたそのご家族連れを見かけまして、
その時にはもうおばあちゃん、全然恥ずかしがるそぶりもなく、何なら首からミニオンのポップコーンの容器ぶら下げて(3000円くらいするやつ!)、孫に「もう一つこのミニオンのポップコーン買おうか!」って興奮気味に話してました。
なんだよばーちゃん、最高にクールだぜって思いました。心の中で。
いいよね。恥ずかしがる妙齢の女性すらハッスルさせてしまうUSJ。最高だぜ。
【別府・杉乃井ホテル】温泉、プール、バイキング、全部楽しい夢ホテル!
昨日までの二泊三日、大分県の別府にある杉乃井ホテルに行ってきました。
九州では有名な杉乃井ホテル。
1年ぶり何度目かの宿泊になる我が家ですが、今回が今までで一番遊んで、夢のように楽しくて、大満喫の3日間でした。
杉乃井ホテルって知ってる?
九州ではテレビでばんばんCMを流していて、知らない人はいないんじゃないかっていうくらい有名なホテルなんだけど、そもそも全国的に杉乃井ホテルの認知度ってどれくらいなんだろう。
とにかく、温泉ありプールありバイキングありの何でもありのホテルなのです。
ホテル自体がもうアミューズメントパーク。
我が家は初めて連泊して3日間をホテルで過ごしたんだけど、初日の昼頃着いてから最終日の昼過ぎに出発するまで1歩もホテルを出なくとも、それでも時間が足りないくらい、楽しむところがいーっぱいあります。
別府観光のために泊まるホテルじゃなく、杉乃井ホテルに泊まるために別府に来る、それくらいのホテルなのですよ。
九州人の欲目かもしれないけど、もっと全国的にも有名になっていいんじゃないだろうか。
初の中館に宿泊
客室総数は647室、2,914名の宿泊が可能なビックホテルなので、お部屋のタイプも様々。
その辺は正直よくわからないので、今回はホームページを見て素敵だな~と思ったお部屋にしました。
じゃーん、中館です!
中館は、本館と比べてちょっとお高めの部屋が多いのですけど、今回はあえてそのお高めの部屋をチョイスしました。だってエンジョイしたかったから。
めっちゃいいお部屋。
入った瞬間、夫と息子が「すっげー!」って言いました。その瞬間が、その時の彼らのキラキラした瞳が、3日間で一番うれしかった瞬間でした。
遊びたいだけ遊び、食べたいだけ食べ、遊び疲れ食べ疲れで戻ってみればこのお部屋。夢のようだーって思いながら眠りについて、夢をみる余裕もないほど深く寝ました。
お部屋が良いだけじゃなくて、中館宿泊者は浴衣も普通の緑のやつじゃなくて、可愛い柄の中から好きなものを選べるし、バイキング会場も自由に選べるのです。
中館、とてもとてもオススメです。今度から杉乃井に行くときは中館に泊まろう。
今回のメインはシーズテラス
プールも温泉も全部楽しみだったんだけど、今回の一番の目的は去年夏にオープンしたバイキング会場の「シーズテラス」。
これ。なにこれホントに日本?ホントに別府?(失礼)
実際も、まったく写真と同じリゾート感。誇大広告一切なしでした。
脇でローストビーフ焼いてるおじちゃんシェフさんが、色んな料理をおすすめしてくれて、全部美味しそうでモリモリ食べました。ローストビーフなんて分厚く切ってくれて別の料理みたいだった。笑
朝食バイキングの際は、こっそりワインも飲み放題になっていて、好物のドライイチジクと赤ワインをしこたま楽しみました。
3日間でも足りないくらいの夢ホテル
杉乃井ホテル自体は何度も行ったことがあるんだけど、結婚式参列のためだったり、遊びに行っても1泊で全てを満喫することができなかったので、今回は連泊でとことん遊び倒すつもりで行きました。
けどね、やっぱり時間は足りなかった。
息子とプールで泳ぎまくるのも楽しいし、オレンジ色の満月の下、温泉プールで噴水ショーを満喫するのもいいし、一人でのんびり温泉につかってお肌をもちもちにするのも外せないし、贅沢空間ラウンジで読書もしたいし、でもあの居心地のいいお部屋でビール飲みながらトランプもしたいし、ゲームもボウリングもプロジェクションマッピングも全部楽しもうと思ったら、たぶんもう1泊か2泊は必要。
杉乃井ホテルは大規模すぎてどこに行くのも歩くのが大変とか(周遊バスあり)、宿泊客もホテルマンも外国人が多くて落ち着かないとか、あまりよくない評判も聞きますが、そういうの気にならない私たちみたいなタイプの人には全力でお勧めしたい。
特に小学生くらいのお子さんをお持ちの家族なんて、きっと住みたくなるよ。笑
寝るか、遊ぶか、食べるか。これ以上ないくらい人間的に生きた3日間。
また行こう。
夏は、夏を楽しむものを愛する
人生で一番楽しい夏になった、今年の夏
今年の夏。30数年生きてきて、一番楽しい夏でした。
暑さは苦手で、ずっと毛嫌いしていた夏。
だけど先月初め、今年は夏を楽しもうと決めたのです。
照りつける日差しも、耳をつんざく蝉の大合唱も、突然の豪雨も、芋洗いのごとく人がひしめくテーマパークも、溶ける化粧も、丸ごと愛してみようと。
そしたらビックリするくらい、夏が大好きになりました。夏も私を愛してくれたんだと思います。
夏を愛するために用意したもの
・ビーチサンダルと青いペディキュア
・サングラス
・かわいい浮き輪
・出かける予定
・日焼けする勇気
ビーチサンダルを、たぶん20年ぶりぐらいで買いました。
ダイソーだけどとても可愛くて、発色に魅かれて買ったマニキュアで青に染め上げた足の爪の演出に一役買ってくれました。
サングラスも、実は自分で買うのは初めて。なんか、すごく大人になった気分でした。
かわいい浮き輪は、今年どこに行っても売ってた、フラミンゴちゃんのピンクのやつです。
【今だけ20%OFF!送料無料!SNSで話題!】浮き輪 浮輪 フロート 120cm フラミンゴ ドーナツ 特大 うきわ 大人 子供 おしゃれ 最安 かわいい ラウンドビーチタオル サマーグッズ プール 海
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大きくて、派手なピンクで、フラミンゴで、どこに持って行っても目立つ。
しかし、夏の日差しの下ではそんなのすぐに気にならなくなる。プールが私を呼んでるから。
泳げないけど、プールには何度も行きました。浮かんで、真夏の空の青と、フラミンゴのピンクの対比をサングラス越しに眺めてるだけで楽しかった。
派手な小物たちと、たくさん出掛けて、年甲斐にもなく日焼けして、最高の夏です。
夏を楽しめるのはあと50回
人生80年としたら、夏を体験できるのはあと50回切ってる。
そう思ったら、居ても立ってもいられなくなりました。
べとべとするーーとか言ってられない。
今思えば、10代とかハタチとかもっとお肌ぴちぴちの頃に、照りつける日差しの中で彼氏と水かけあってきゃっきゃとかしとけばよかった。現実は当時の彼氏(いまの夫)とエアコンの効いた室内で「だりくね?」「だりーーー」とか言ってた。ばかばか。
後悔しても自分は既にアラサー。だから、今からでも夏を楽しめる女になろうとおもったのです。
そして思いのほか楽しい夏になった。
秋も春も冬も好き。そして今年から夏も好きになった。
もう年中幸せってことで、それがなにより嬉しいです。
サンキュー夏!!