私の人生に大きな影響を与えた一冊
今日は私の人生に大きな影響を与えた1冊をご紹介します。
神様のとのおしゃべりっていう本、ご存知ですか?すごく人気でアマゾンでも1位になった本なので、たくさんの方が見たことあると思います。
タイトルの通り、主人公のみつろうと神様がおしゃべりしながらこの世界の仕組みを教えてくれる本です。
教えの内容はいったん置いといて、文章は読みやすいし、ギャグの要素もあり、ストーリー性もあって読みやすい。パッと見分厚く見えますが、読むこと自体は苦労しないと思います。
きりん屋は1年以上前にたまたま図書館で借りることが出来て、読んでみて、「あ、無理無理」と思ってすぐ返しました。笑
未知のものはなかなか受け入れられない
何が無理なのか。
おそらく、神様が教えてくれることがどれも壮大過ぎて自分の中で消化しきれずパンクしちゃったんだと思います。
「世界はあなたの望むとおりなんだよ」へぇ~そうなんだ
「あなたが信じたことが現実になる」ふむふむ
「鏡を先に笑わせることはできないよ」うん、たしかにそうだ
「幸せになりたいっていう願いはちょっとおかしいよね」・・・うん?
「この世はあなたひとり」・・・・
「あの人もあなた」・・・・??????
こんな感じ。最初は自分が全然知らなかったこの世の仕組みってものに、むしろわくわくしてた。「世界は私の望むとおりって!そんなの素敵!」って。
でもだんだん頭の処理が追い付かなくなっちゃいました。
昭和初期の、帳簿とペンとそろばんで会計処理するサラリーマンがパソコン貰ったみたいな感じ。
最初は「え、これでもう勝手に計算してくれるの?そろばんは?いらない??えー、すごい便利!!」みたいな感じで喜ぶんだけど、「はいじゃあ次はこれ」「これもやってね」「これまだ?!」みたいな感じで次々言われると、パソコンの使い方も分からないサラリーマンは「イイイイィィィィィーーーーーー!!!(発狂)」ってなる。そんな感じ。
そうして私はこの本の教えを理解することを諦めたのでした。
何にだって時機がある
そして先月再び「神さまとのおしゃべり」を手に取りました。本屋さんで見かけて、深く考えずにもう一度読んでみようと思ったんです。
今度はスーーーっと読めました。1年前のような拒絶反応はありません。
理解することは諦めたけど、この世界の仕組みを知ったこと。頭で消化はできないなりに、頭の隅にその教えがあり続けて、1年という時間をかけて少しずつ自分の中で咀嚼してきたおかげかも知れない。
私はこの本と向き合うのに1年かかりました。今がその時だったんだなぁと思います。
いまこの本にハラハラしてる
今この本に感じるのは、ワクワクとハラハラという気持ち。
なんだろうこの感じ、すごい教えを知ったことに対するワクワクと、知ってしまったというハラハラが混在してる。
私はこの教えをどうすればいいのか。若干持て余してる気がします。
本に向き合うのに1年かかった。
この本の教えを全部自分のものにして、人生に活かすにはどれだけ時間がかかるんだろう。
わかんないけどそれもきっとまた時機があるんだろうし、その日までこつこつと教えを咀嚼し続けよう。
この本だけじゃなくて自分の生活とか人との付き合いとか読むもの食べるもの聞くこと感じることすべてを合わせて、自分の信じる道を作っていきたい。
「世界は自分の望むまま」きっと大丈夫。